JALグループで活躍したMDシリーズ その2

※この記事は2014年に書いたものを転載したものです。

JA8260 LN1359 MFG 87/3/9 DEL 87/5/16

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8260 at ITM/RJOO (31 May 2009)

1987年にTDA向けMD-81の5号機としてデリバリー。この機体までがテイルコーンが尖っており、最前列のテーブルが差し込み式になっていました。また、東亜国内航空向けとしてデリバリーされたのもこの機体が最後になっています。テイルコーンが尖っているタイプの5機のうち、唯一JALエクスプレスへと移籍になった機体でもあります。
2009年9月に退役し、2011年にアリゾナ州キングマンで解体されています。

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8260 inflight (24 August 2009)

JA8260の機内風景。基本的にMD-81は、赤と青の花柄のシートで、1980年代の雰囲気満点で飛んでいました。

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8260 inflight (24 August 2009)

客席最前列のテーブルが折りたたみ式ではなく、挿しこみ式になっていました。ドリンクサービスが始まると、CAさんがやってきて、「テーブルはお使いになりますか?」と聞いてくれます。そして、使い終わると、どこかに片づけられていました。今やこんなスタイルはなかなかないですよね。

JA8261 LN1477 MFG 1988/4 DEL 1988/6/12

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-81 JA8261 at ITM/RJOO (31 May 2009)

日本エアシステム向けの初号機(TDAからは通算6号機)として1988年6月にデリバリーになっています。この機体から、テイルコーンがフラットタイプに切り替わっています。2006年までレインボーカラーで残っていた1機でもあります。2010年4月までJALで活躍し、2011年、他の機体と同じく、アリゾナ州キングマンで解体されています。

JA8262 LN1488 MFG 1988/6 DEL 1988/7/21

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8262 at OKA/ROAH (4 March 2007)

日本エアシステム向け2号機(通算7号機)として1988年7月にデリバリー。この機体もテイルコーンがフラットタイプでのデリバリーになっています。JALエクスプレスへと移籍になり、2010年10月に退役、他の機体と同じく、アリゾナ州キングマンで解体されています。

JA8294 LN1598 MFG 1989/5 DEL 1989/6/16

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-81 JA8294 at ITM/RJOO (23 December 2006)

日本エアシステム向け3号機(通算8号機)として1989年6月にデリバリー。2010年9月に退役するまでJAS→JALで活躍し、2011年にアリゾナ州キングマンで解体されています。

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