JALグループで活躍したMDシリーズ その9

※この記事は2014年に書いたものを転載したものです。

JA8066 LN 2157/CN 53356 96.10.31-12.9

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8066 at KIX/RJBB (21 July 2008)

JAS向けの5号機として、1996年10月にデリバリーになっています。この機体から、デリバリーの順序とレジの順序が合うようになり、黒澤塗装も5号機の塗装を纏っています。前回記事の2枚目の写真もこの機体で、私自身のセントレア開港初日のフライトとして、鹿児島→名古屋(セントレア)便でこの機体に乗りました。
2012年9月に、N939DNとしてデルタ航空に移籍。2013年5月から、デルタの路線で活躍しています。

JA8069 LN 2164/CN 53357 96.12.24-12.10

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8069 at ITM/RJOO (4 February 2006)

JAS向け6号機として1996年12月にデリバリー。黒澤塗装も6号機の塗装を纏っています。2012年10月に、デルタ航空にN948DNとしてデリバリー。羽田からモハビへとフェリーされてストア。その後客室の改修工事を受け、2013年5月31日より路線就航しています。

JA8070 LN 2179/ CN 53358 97.5.3-13.2.26

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8070 at ITM/RJOO (15 November 2008)

1997年5月に7号機としてデリバリー。塗装も黒澤7号機の塗装を纏っていました。2012年9月に、MD-90としては唯一鶴丸塗装に塗り替えられ、MD-90さよならツアーのチャーター便などにも使用されていたことは記憶に新しいところです。

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8070 at HND/RJTT (19 January 2013)

退役記念ツアーから約1週間後に退役し、2013年2月にデルタ航空にN949DNとしてデリバリー。羽田からジャクソンビルにフェリーされた後、客室の改装工事を受け、2013年8月から、デルタ航空で活躍しています。

JA8004 LN 2184/ CN 53359 97.6.3-12.5

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8004 at NGO/RJGG (12 July 2008)

8号機として1997年6月にデリバリー。黒澤塗装としては、JA8070で1周したので、この機体は1号機の塗装で登場しています。2012年5月に、デルタ航空にN949DNとしてデリバリーになり、2013年3月からデルタ航空で活躍しています。

JA8020 LN 2190/CN 53360 97.7.25-13.5

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8020 at ITM/RJOO (23 September 2008)

9号機として97年7月にデリバリー。黒澤2号機の塗装を纏っていました。最後に残った2機のうちの1機で、2013年3月まで活躍を続けて退役しています。デルタ航空には2013年5月4日に、N950DNとしてデリバリーされています。デルタ航空では2013年9月から路線に就航しているようです。

JA8029 LN 2202/ CN 53361 97.10.31-13.5.30

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-90-30 JA8029 at HND/RJTT (19 January 2013)

10号機として1997年10月にデリバリー。黒澤3号機。MD-90のラストフライトまで活躍した機体で、2013年3月30日の広島→羽田のJL1614便で、JALでの運用を終了しています。日本の定期航空便において、マグドネル・ダグラス製の機体のラストを飾った機体でもありました。
2013年5月21日にデルタ航空にN951DNとしてデリバリーされ、その後ジャクソンビルにフェリーされ、機内の改装工事を受けています。2013年9月14日からデルタ航空活躍しています。

その10に続く

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