G20狂騒曲第3番 (関空2日目編)

さて、翌30日は朝から海が荒れてしまい、船が出せない状態に。午前中に出発して行ったロシア空軍のIL-76やエジプト政府のA340など、撮影したかった機体も多数あったのですが、悪天候ではどうしようもありません。
船が出せたのは午後になってから、しかも最初はとても撮影できる状態でなく、また波も被ったので、私のカメラも1台が故障し、重修理になってしまったほどでした。その間に1機だけ残っていたロシア政府のIL-96も出発してしまい、結果的に今回ロシア関連は完全に「ボウズ」になってしまいました。

しばらくすると海も落ち着いて来たので、撮影開始です。G20関連で最初に出発したのはこちらでした。

サウジアラビア政府のB787-8でした。この機体、まだデリバリーから間もないレア機だったのですが、予想していない時間に広島に向けて出発して行ったので、なかなかいい感じでショットが残せました。
サウジアラビアはこの後、この機体を含めて3機がたて続けに出発していきました。

Saudi Medevac Gulfstream G-V HZ-MS5A at KIX/RJBB (30 June 2019)

本務機はサウディア塗装のB777-300ERだったので、この3機は随行機なのですが、随行機がこの規模でやってくるのはさすがサウジアラビア、と言ったところでしょうか。

中国政府の物資輸送目的で飛来したエアチャイナの貨物機も午後になって出発。この辺りから急激に天候が回復し、そこそこの晴れ条件で撮れるようになってきました。このままだと逆光になってしまうため、場所を移動します。

こちらはサウジ政府関連と思われるスカイプライム社のA330-200で、場所を変えて程なくすると離陸して行きました。過去、この機体と、A340、A320などが日本へ飛来しているので、おなじみと言えばおなじみの機体でしょうか。

そしてG20撮影の最後を飾ったのがトルコ政府のB747-8とA330-200でした。30日は悪天候さえなければもう4-5機が撮影できたと思うのですが、やはり出発機は29日の午後から夜にかけてに集約された感がありました。
なかなか大阪でここまでのイベントがあることがないので、今後このような撮影をすることはあまりないと思ってはいるのですが、あまりに多彩な飛行機が次々に出発していくところを目にする機会はめったにないので、また何かあったら撮影に繰り出すことになるとは思っています。

今回撮影するにあたり、普段一緒に撮影している皆様からのたくさんの情報助けられました。この場を借りて御礼申し上げます。

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