伊丹空港で見られる飛行機の見分け方(その1/22.3.12現在)

伊丹空港は国内線のフライトのみが運航されていますが、一方で見られる機種が意外に多岐に渡っています。以前のブログで改訂版を作成してきましたが、今後はこちらで更新しながら公開していきます。

なお、2020年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大が発生すると、多数の国内線のフライトが運休になっております。変更が多数発生しておりますので、記載内容との相違がある場合があります。悪しからずご了承下さい。

このシリーズには、伊丹空港をベースにしている報道や警察などの小型機、ヘリコプターは含みません。

(1)では大型ジェット機(座席数200席以上)、(2)では小型ジェット機(座席数200席以下)、(3)ではプロペラ機をご紹介いたします。


エアバスA350-900
就航:2019年
伊丹で見られる航空会社:JAL
大型ジェット機として、ボーイング777が運航停止になっている今、伊丹空港を発着する中で最も大きいのが、エアバスA350-900型機です。JALが2019年から導入し、伊丹へはなかなか就航させなかったのですが、ボーイング777の運航停止問題で、当初より投入時期が前倒しになり、2021年3月26日から伊丹~那覇線の機材がこちらに置き換わりました。

現在はJAL以外でも世界各国の航空会社が主力機として導入しています。JALは将来的には国際線にも投入することを発表していますが、現時点は国内線のみで運航されています。

初期導入の3機にはA350を強調するロゴが入っています。1号機は赤、2号機は銀、こちらの3号機は緑と、3機それぞれで色が変えられています。

JALが加盟する国際航空連合のoneWorld塗装機も、2022年3月より就航しています。

見分けるポイント
大型の旅客機で、コックピット周りの縁取りと、翼の先が折れ曲がったようなウイングレットが特徴です。ウイングレットにはJALのシンボルカラーの赤色が入っています。



ボーイング777-200/-200ER
就航:1995年
伊丹で見られる航空会社:JAL (ANAは運航停止中)
伊丹空港でよく見られる大型機。-300型と比べると胴体が短くなっています。かつては世界中の航空会社で主力機として使われていましたが、コロナ禍でA350や787と言った新世代機と世代交代が進み、急激に見られる機会が減少しています。
2021年2月21日以降、 プラット&ホイットニー社製エンジンを装備する-200型は、国土交通省より飛行差し止め措置になっており、JALは3月31日付けで全機を退役、ANAも運航停止を継続しています。

現在はJALの国際線仕様の-200ERが時折羽田便で飛来するくらいになりました。また、プラット&ホイットニー製エンジン装備機の運航差し止めが解除になると、ANAの機体は飛来を再開する可能性があります。

同じくANAではスターウォーズのキャラクター「C-3PO」をデザインした機体も運航していますが、運航停止措置のため飛来しなくなりました。

同じくANAでは東京オリンピックに向けた特別塗装機「Hello  2020 Jet」も運航していましたが、運航停止措置により飛来しなくなりました。

見分けるポイント
最近はほとんど飛来しなくなりましたが、大型でコックピットの窓から天井までの距離が少し長く、乗降用ドアは主翼前に2枚、尾翼下部の「テイルコーン」と呼ばれる部分がマイナスドライバー状になっていると、この機種の可能性があります。



ボーイング787-8 Dreamliner
就航:2011年
伊丹で見られる航空会社:JAL、ANA
現在のボーイング社製大型機としては最新鋭の1種です。機体が炭素繊維を含む複合素材によって作られていることが特徴で、翼が撓ることによる空力特性の向上と、機体の軽量化とにより低燃費化が図られています。また、窓が大型化されたことと共に、電子カーテンが採用されていたり、LED照明が使用されるなど、新機軸がたくさん盛り込まれた機体になっています。

JALの機体は、羽田便で多数が運用されています。ANAは羽田、那覇、新千歳などを目的地にするフライトで、運航されています。座席数は国際線仕様の機体は200席弱、国内線仕様の機体は300席程度で、ボーイング777や767の後継機として導入が進みました。

JALの機体は19年10月から国内線仕様の機体が投入され、予定していた4機の導入が完了。今後この路線の主力機となる予定です。全席テレビ付き、地上からWi-Fiが使用できるなど、新サービスも始まっています。

ボーイング787-9 Dreamliner
就航:2014年
伊丹で見られる航空会社:JAL、ANA
787-8型の胴体を延長したタイプで、基本的な性能は-8型と同じですが、離着陸時に使用するタイヤ(ギア)の収納に新機軸が採用されていることが違います。
787-9型は、JAL、ANA共に現在運用が不定期で、JALは伊丹-成田便の一部、ANAは伊丹-羽田、伊丹-那覇、伊丹-新千歳で運用されることがあります。各社ホームページの「発着案内」で、機材コードが「789」になっている便はこの機体での運航です。国内線仕様の機体は、座席数が400席近く、ほぼB777-200と同等の座席数を誇ります。現在、世界各国の航空会社に納入が進んでいる機種です。

こちらは一度だけ就航したスターウォーズ塗装のボーイング787-9。R2-D2がデザインされています。国際線仕様機のため、伊丹には2015年10月31日に一度飛来して以来、飛来実績がありません。

見分けるポイント
機首部分の形状がかなり特徴的になっています。エンジンの後部に、空気抵抗を改善するための切れ込みが入っており、尾翼下部のテイルコーンの部分は円錐形になっています。また、従来の機体よりも窓が大きく、着陸用の照明装置などはLEDになっているため、点滅の仕方がより現代的と言っていいかもしれません。



ボーイング767-300
就航:1987年
伊丹で見られる航空会社:JAL、ANA
1980年代にボーイングが新開発した機体で、「セミワイドボディ」と呼ばれる、少し細身の胴体が特徴のジェット機です。ボーイング777と比べると一回り小さく、乗客数は300人程度になっています。JAL、ANAの国内線の主力機として使用されているため、伊丹で見かける機会もかなり多いです。

ANAのボーイング767には、世界中の航空会社が作る連合「スターアライアンス」のロゴの入った機体も飛んでいます。

ANAは2022年2月から「鬼滅の刃じぇっと・壱」としてボーイング767-300ERに鬼滅の刃のキャラクターを描いた機体を投入しています。ANAは運航情報を公開していないので、見られるかどうかは運次第ですが、機材コードが「76P」になっている便に投入される可能性があります。

見分けるポイント
コックピット部分の窓から機体後方にかけての幅がB777と比較すると狭いこと、機体後部の形状がB787と同じく円錐型になっていますが、こちらは塗装されていることが特徴的です。
B777と違い、乗降用ドアが前後2か所と、主翼上の非常口が2か所と言う構造、また大半の機体は主翼の先に何もついていないタイプなので、この4点で見分けることが可能です。

その2はこちら↓ ↓ ↓

その3はこちら ↓ ↓ ↓

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