伊丹空港で見られる飛行機の見分け方(その2/22.3.12現在)

伊丹空港は国内線のフライトのみが運航されていますが、一方で見られる機種が意外に多岐に渡っています。以前のブログで2010年に作成、その後2016年、2017年と改訂版を作成してきましたが、古いバージョンを参照される方が結構履歴で残っているので、今後は最新版のみを公開していきます。改訂は年1回程度、すべて掲載した時点で旧バージョンは新バージョンへのリンクを残して削除します。

なお、2020年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大が発生すると、多数の国内線のフライトが運休になっております。変更が多数発生しておりますので、記載内容との相違がある場合があります。悪しからずご了承下さい。


なお、伊丹空港をベースにしている報道や警察などの小型機、ヘリコプターは含みません。

(1)では大型ジェット機(座席数200席以上)、(2)では小型ジェット機(座席数200席以下)、(3)ではプロペラ機をご紹介いたします。

今回はその(2)です。


エアバスA321-200CEO/A321-200NEO

就航:2016年
伊丹で見られる航空会社:ANA
エアバスのナローボディ機のベストセラー、A320をベースに、胴体を延長したのがA321CEO(Current Engine Option)、そして新開発のエンジンを搭載したのがA321NEO(New Engine Option)で、見た目はエンジンの大きさが全く違うという相違点はありますが、胴体の長さなどのスペックはほぼ同じですので、こちらでは同一の機体として扱います(写真はNEOです)
伊丹へは羽田や新千歳と言った主要路線だけでなく、地方路線で定期的に使用されるようになってきており、見かける機会も増えつつあります。
見分けるポイント
エアバス特有の少し丸みを帯びた機体デザインと、細長い胴体が特徴的です。次の項目のB737-800と機体サイズが被りますが、A321は乗降用の大型の扉が片側に2箇所、非常口が1か所と、見た目で大きな違いがあります。



ボーイング737-800

就航:2007年
伊丹で見られる航空会社:JAL、ANA
ボーイング737の第3世代型の1種類の機体です。1968年に就航したボーイング737は、その後1980年代に新規設計になった第2世代タイプに続き、1990年代末にさらにリニューアルされた第3世代タイプの新型が就航しました。ボーイング737-800は、日本航空が2007年春から導入し、全日本空輸も2008年から導入しています。150-180席の座席を配置することができ、国内線であれば、あらゆる路線に就航できる航続性能を持っています。現在、伊丹で最も見かける機会の多い機種の一つかもしれません。
なお、2019年3月時点で、この機体の後継機種のB737MAXは運航停止になっていますが、こちらの機種は、初号機の登場からすでに20年以上が経過し、安定した運航ができる機材です。日本の航空会社は2007年から導入を開始していますが、海外では1990年代後半から運航を開始しています。
す。

ANAはスターアライアンス塗装機も存在しています。

JALでは北海道・北東北の縄文時代の遺跡が世界遺産登録をされた記念の塗装、JAL JOMON JETも運航しています。

同じくJALでは沖縄・奄美の世界遺産登録を記念した特別塗装機「世界自然遺産登録記念「世界の宝を守ろう!」特別塗装機」も運航しています。

見分けるポイント(ボーイング737-800)
元々の胴体、機首部分の設計は1950年代の「ボーイング707」なので、機体と地上の距離が短いこと、また機体に対してエンジンが大きく、カウルの形を変えてまで装備しているところが特徴です。
見分けるポイントとしては、現在JAL/ANAで運航中のボーイング737には、翼の先に「ウイングレット」と呼ばれる小さな翼がつけられています。非常口2か所+ウイングレットであれば、737-800と言うことになります。


エンブラエル170

就航:2008年
伊丹で見られる航空会社:JAL(J-Air)
ブラジル・エンブラエル社製小型ジェット旅客機です。全席普通席の76人乗り。見た目は小さいですが、新型機らしく快適性が追及されており、ボーイング737クラスの居住性を誇ります。

ボーイング737と同じく、沖縄・奄美の世界遺産登録を記念した特別塗装機「世界自然遺産登録記念「世界の宝を守ろう!」特別塗装機」も運航しています。

エンブラエル190

就航:2016年
伊丹で見られる航空会社:JAL(J-Air)
エンブラエル170の胴体を延長し、約100席を配置することができるようにした機体です。日本ではJALグループのJ-Airのみが運航する機種です。現在は伊丹からの地方路線を中心に運航されている他、関西では南紀白浜にも就航しています。
J-Airの機体は、前方にクラスJと呼ばれる、座席の広い区画が設けられており、この手の小型機では珍しい座席配置になっていることが特徴です。

2022年1月から、新たに「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」として、USJのアトラクションのキャラクターが入った特別塗装機が就航。以前はミニオンだけでしたが、こちらの塗装はオールスターキャスト登場になっています。

見分けるポイント
ボーイング737-800と同様に、主翼の先端にウイングレットがついていることが特徴です。また、エンブラエル170は乗降用ドアが前後2枚のみで、機体に非常口のドアがない(乗降用ドア兼用で4か所設置)ので、見分けやすいかと思います。エンブラエル190は、乗降用ドア2枚に、主翼付近に非常口ドアの設定ですが、胴体が細長いので、エンブラエル170と見分けることは容易です。
また、ANAグループでは使用されていない機体なので、J-Airの塗装をまとっていて、主翼にエンジンがぶら下がっている機体であれば、間違いなくエンブラエル170か190、と言う見分け方もできます。


ボンバルディアCRJ-700

就航:2011年
伊丹で見られる航空会社:ANA(アイベックスエアラインズ)
カナダのボンバルディア社製の小型ジェット機で、エンブラエル170とほぼ同規模の機体です。こちらは導入した航空会社がアイベックスエアラインズしかなく、現在同社の主力機なので、伊丹ではよく見かける機種です。
アイベックスエアラインズの塗装は、ANA系ながらANAの標準塗装をまとっていませんので、撮影していると「外国の飛行機が来た」と言われる方もおられるのですが、れっきとした日本の航空会社です。

IBEXエアラインズの本社は仙台に置かれていて、その関係から宮城県の観光キャンペーンの「むすび丸ジェット」が運航されています。この夏から七夕をモチーフにした新デザインに変わりました。伊丹に来るのは数日に1回のペースです。

同じく仙台を本拠地にする楽天イーグルスの特別塗装機も運航されています。こちらも伊丹に来るのは数日に1回のペースです。
特別塗装機の当日の運航予定は、IBEXエアラインズのホームページやツイッターで公開されています。

見分けるポイント
伊丹発着の定期便のジェット機で、エンジンが後部についている(リアエンジン)なのはこの機種だけになりましたので、エンジン位置で容易に見分けられますし、IBEXエアラインズ以外の航空会社では使用していませんので、最も見分けやすい機種になるかと思います。

その1はこちら

その3はこちら

“伊丹空港で見られる飛行機の見分け方(その2/22.3.12現在)” への3件の返信

  1. ピンバック: 伊丹空港で見られる飛行機の見分け方(その1/22.3.12現在) – HSJ Aviation

  2. ピンバック: 伊丹空港で見られる飛行機の見分け方(その1/22.3.12現在) – HSJ Aviation

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