Iranian Skies 2016(2日目-2 IR815搭乗)

ターミナルで参加者全員が集合。日本人8人、シンガポール人、オーストリア人各1人の計10人のツアーで、ホマクラス利用者は4人とのこと。私たちは前から2列目の左側の席をアサインされましたが、他のみなさんの席は、シートマップの画面を見ながらの座席指定となり、希望の席をマップを見ながら予約する、といったことをやっていました(^^;)。

さて、搭乗手続きが済んだところでマレーシアの出国となりますが、この日のクルーがやってきました。すっかり有名になったS機長がチェックパイロットとして乗務、PICはG機長、他コックピットクルーは2名で、合計4名とのこと。記念撮影をした後、出国手続きを済ませてゲートへと向かいます。

ラウンジは空港会社運営のものが使用できる、とのこと。飲み物と軽食は無料、アルコールは1杯だけ無料、とのことですが、これからイスラム教国に向かう上に、イラン航空機内ではお酒もご法度、ということで、酒臭い状態で乗るのも失礼極まりないので、ソフトドリンクだけもらい、トイレを済ませてゲートに行くと、すでに「FINAL CALL」の表示が出ていました。

先ほど降りを撮影したEP-IAIにL1ドアから搭乗。入ったところから見えるらせん階段が実に747クラシックを示していますが、ある意味ANAで飛んでいた直線階段タイプの-200Bの方が、実は希少種だったとも言えそうです。

さて、私の席は前方のAコンパートメントの席なので、そのまま席につきます。前方のスクリーンはプロジェクターから液晶ディスプレイに交換されていて、若干の近代化がなされているようですが(^^;)、当然個人用モニタも何もなく、2世代か3世代前のビジネスクラス、と言ったところでしょうか。

離陸前にイランのイスファハン名物のお菓子「ギャズ」と、グラスに入ったジュースがサービスされます。どこぞやのビジネスクラスと違い、ウェルカムドリンクがサービスされるようです。ただ、通常ならここにアルコール飲料が入っているのですが、イラン航空はイラン国営の航空会社なので、お酒はご法度。自分で持ち込んで消費することも禁止です。したがってCAさんが持ってくる飲み物も、基本ジュース類のみ、ということになります。

13:11にドアクローズ。IR815便はよく遅れる、と聞いていたのですが、ほぼ定刻にドアクローズになったのは驚きでした。13:20にタキシーアウト。ゆっくりとRW32Rへと向かい、13:28、RW32Rから50秒の滑走ののちエアボーン。やはりB747クラシック、滑走距離も長く、またエンジン音も素晴らしいものがありました。13:49、シートベルトサイン消灯。水平飛行に入りました。

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