空飛ぶクルマを見に行ってみる

空飛ぶクルマを見に行ってみる

大阪市の夢洲で10月13日まで開催されている大阪・関西万博。当初は空飛ぶクルマで会場アクセスを目指す、ということでしたが、実際蓋を開けてみたらそこまで技術が進まず、デモ飛行のみが行われる、ということになりました。

私自身は万博会場にすでに15回ほど入っており、時間があれば西の端にあったEXPO VertiPortまで足を伸ばして、撮影できる分については撮影してきたので、その話でも書いてみようと思います。

(1)Lift Aircraft HEXA (JX0194)

アメリカのLift Aircraftと丸紅が出展していたHEXAは。万博会期初期の頃にHEXAの部品が脱落するというインシデントを起こしてしまい、デモ飛行が中止に。結果的に会期中盤に再度デモ飛行を実施する、ということになったようです。
私が見ることができたのは、展示に回されていたHEXA(JX0195)と、その後デモ飛行を行ったHEXA(JX0194)の2機でした。一人乗りの空飛ぶクルマで、雰囲気としては大きなドローンと言った感じでした。

(2)Skydrive SD-05

日本のSkydrive社が出展したSD-05は、デモ飛行が9時30分からの1回で、9時入場の壁に阻まれたのに加え、私自身も都合がつかずに、結局実機が飛ぶところには遭遇せずでした。万博会場の「空飛クルマステーション」パビリオンでは、SD-05のモックアップに乗せてもらえたので、結局こちらを見るだけになってしまいました。

(3)Joby Aviation JAS4-1 (N542JX)

アメリカのJoby AviationとANAが出展したJAS4は、9月末から10月にかけて、1日2~3回のデモ飛行を実施。こちらはデモ飛行の時間にちょうど数回の万博会場への入場ができたので、飛んでいるところを見ることができました。3人乗りで、音の小さなヘリコプターと言った感じでした。
ANAの塗装がされていたり、ミャクミャクが貼られていたり、今回の展示飛行では一番見応えがあったと思います。

万博の技術の中でも、おそらく数年で実用化されるであろう技術だと思うので、実際に搭乗できる日を楽しみに待っておきたいと思います。

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