1990年代のゴールデンウィークチャーター@NKM(その2)

前回はエルアルイスラエル航空(1992年)と中国系航空会社をご紹介しました。今回はその続きです。

Hawaiian Airlines McDonnell Douglas DC-8-62 (N8969U)

ハワイアン航空も1990年代のチャーター便の常連でしたが、1992年頃が最後で、それ以降は運航がなくなっています。その後、ノースウエストのDC-10をウェットリースする形で福岡に乗り入れていた時期もありましたが、自社での日本路線を運航するのは、2010年の羽田までありませんでした。
1990年代はバブル経済の影響もあり、連休にハワイに行く日本人は多数いましたし、定期便だけでなく臨時便も飛び、ハワイアンのチャーター便まで運航されていましたので、今以上のハワイ人気があったと言ってもいいかもしれません。

Chosonminghang Korean Airways Tupolev Tu-154B (P-551)

そして1990年代の名古屋と言えば、朝鮮民航(現在のエアコリョ)の平壌行きチャーターでしたでしょうか。1991年に初めて運航された後、北朝鮮のミサイル発射での制裁が行われるまで、名古屋の常連でした。ゴールデンウィークは旅客チャーターでしたが、秋になると松茸を輸送してくるチャーターなんかも運航されていて、IL-76なんかも飛来していました。

MIAT Mongolian Airlines Boeing727-281 (MT-1054)

こちらも1991年に名古屋発着では初めて運航されたモンゴル航空のチャーター便ですが、当初は虎の子のTu-154を使ったチャーターで、当然ですが1機しかいないので、いつも同じMPR-85644ばかりが飛来していました。
1993年からはボーイング727が突如投入されたのですが、この機体、元ANAのJA8328として1971年にデリバリーされた機体で、その後大韓航空でHL7348として使用された後、大韓航空の親会社、韓進海運から寄贈されてモンゴル航空へ移籍しています。

Aeroflot Soviet Airlines Ilyushin62M (CCCP-86541)

アエロフロートも長期休暇の常連でした。しかも結構な便数がIL-62MとTu-154で運航されていたので、当時共産圏だったソ連に行く需要があったのか疑問は残るのですが・・・
基本はその後ダリアビアになったハバロフスクベースの機体が多かったのですが、モスクワ・ドモジェドヴォベース(その後のドモジェドヴォ航空)が飛来したこともあり、スポッター的には侮れないフライトでした。
また、93年の夏限定ではIL-86まで名古屋に飛来しています。Tu-134やYak-42Dは飛来しませんでしたが、Tu-134については一度飛来する噂がありました。

他にも夏場を中心にマレブ・ハンガリー航空や、93年と94年に運航されたポリネシア航空などもありましたし、定期便の機材が大型化されたり、増便されたりするものもありました。
大半の航空会社が日本路線を開設したり、名古屋発着どころか地方発着まで増えてくると、こうした季節ごとのチャーター便は運航されなくなっていっています。そういう意味では、昔の方がワクワク感もあって楽しかったのかな、と思うことは多々ありますね。

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