青春の747[51/19726] JA8102 Boeing747-146 日本に最初にやってきたJALのジャンボ

JALのボーイング747は、1970年に導入されたJA8101が最初の機体です。ただ、当時この1号機は、米国での訓練に使用されたため、デリバリー後はモーゼスレイクのJALの訓練施設で使用され、来日しませんでした。日本へ最初にやってきた747は、このJA8102で、1970年6月1日、ちょうど今から50年前、ということになります。こうやって考えてみると、ジャンボって50年も前の機体とは思えないくらい、古さを感じませんね。

JA8102は-100型でしたので、長距離路線には就航できず、主に飛行時間が10時間以内の路線へと投入されていきます。東南アジア、ハワイ、米国西海岸、アンカレッジ経由の欧州便などがその活躍の場でした。デリバリーから数年後には、オールエコノミーで那覇線を飛んでいた、なんて記述も目にしたことがあります。

この機体、晩年は日本アジア航空へと移籍するのですが、JALとしては-100の航続距離の短い点が使いにくかったのか、JA8101、JA8103など-100を中心に日本アジア航空で使用された機体が多く見られます。また、退役が全体的に早かったのも特徴で、初期導入の-100で、JA8116とJA8128を除けば、いずれも90年代前半にJALのフリートを離れています。

JA8102も、1986年にJALに戻った後は近距離路線を中心に活躍し、1992年に退役。その後ナイジェリアのオカダ航空という、これまたよく分からない航空会社へと売却されていきました。オカダ航空という名前や、JALの747が売却されたことから、日本人が関与しているのでは、とも言われていましたが、現実には全く関係がなかったようです。
その後Hold Trade Airを経てカボエアとナイジェリアの航空会社を渡り歩き、2003年にメキシコのティファナに部品が外された状態で置かれていたようです。そして2004年、現地で解体されたことが確認されています。

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