スターバックスのコーヒーとユナイテッド航空

私がユナイテッド航空をよく利用していたのが今から20年以上前、1990年台の後半から2000年台初頭でした。その頃のユナイテッド航空と言えば、Battle Shipと呼ばれたグレーの塗装で、機内は一世代前の雰囲気で、個人用モニタは777には取り付けられていましたが、太平洋線にはまだ投入数が少なく、主体は747-400の時代でした。

そのユナイテッド航空、今は変わってしまいましたが、当時は機内食のあとのコーヒーがスターバックスのコーヒーを出してくれる、というのが話題になりました。今や世界中どこでも飲めるコーヒーになってしまっていますが、当時はまだアメリカの国内ブランド、日本も東京に何店舗かあるだけ、という時代。その時にユナイテッドの機内で飲める、ということが結構話題になりました。

尤も、そこは機内。機内用のブレンドになっているのはもちろん、淹れるクルーによってはめちゃくちゃ薄いアメリカンコーヒーになっていたり、時間が経っていておいしくなかったり、それこそ家で豆を買ってきて淹れるスターバックス状態だった、というのはご愛敬でした。

あの当時は画期的なサービス、と思いましたが、この手のコラボ、今や様々な機内食で見ることができますし、日系航空会社でもみられるようになりましたので、その走りの一つだったのがこれだったのかな、とも思います。

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