この記事は、2024年3月31日現在の状況です。特別塗装機の大半は期間限定で、内容更新前に運航終了などで特別塗装機でなくなる場合もあります。
今回はJAL/日本航空とグループ会社の特別塗装機をまとめておきたいと思います。JALグループの特別塗装機の運航は、すべてではありませんが、発着案内に前日午後6時頃までに公開されます。運航されそうな路線を検索すると、備考欄に書いてあります。ただし、突然の機材変更などで当日になって飛来しないケースも存在しますので、参考程度にご使用ください。また、最近はこうした運航情報に対し、「来なかった」「間違っていた」というクレームを航空会社に入れる残念な方が結構おられるようです。こうしたクレームは、せっかく公開してくれている情報が公開されなくなる原因にもなりますので、絶対にしないようにお願いいたします。
また、運航終了の特別塗装機は削除いたします。
AIRBUS A350-941 JA01/02/03XJ “AIRBUS A350導入記念塗装”
JALが新機材として導入したエアバスA350の、最初の3機に入っている「A350」のロゴ入りの機体です。JA01XJが赤、JA02XJがシルバー、JA03XJが緑のロゴになっており、新機材と一目で分かるようにする狙いがあります。
伊丹発着にも定期的に運航されており、羽田、那覇線のA350運航便で、ロゴの入った機体を目にする機会があります。こちらは発着案内には反映されません。また、運航期間についても具体的に公開されていません。
AIRBUS A350-941 JA15XJ oneWorld塗装機
こちらは運航期間が限定されていない特別塗装機で、航空会社が決めるまではそのまま運航が続きます。oneWorldはJALの加盟する航空会社の国際組織で、他にブリティッシュエアウェイズやキャセイパシフィック航空、アメリカン航空などが加盟しています。各社数機ずつのoneWorld塗装機が存在しており、ベースは各社の塗装で、機首部分にoneWorldのロゴが入っていることが特徴的です。この機体の運航については、上記の発着案内への反映はされません。
現時点ではエアバスA350の1機のみが、主に伊丹~那覇線で運航されています。
BOEING767-346/ER JA614J JAL COLORFUL DREAM EXPRESS
東京ディズニーランド開園40周年記念で登場したJALのディズニー塗装、Dream Expressで、今回はColorful Dream Expressと名前がつけられました。こちらはこれまでのDream Expressと同様、ミッキーマウスを中心にしたキャラクターが採用されています。
運行期間は2024年3月まで、発着案内に反映されています。
Embraer ERJ190-100STD JA252J JALミャクミャクJET
2023年11月から、新たに関西万博のPR塗装として、同博覧会の公式キャラクター「ミャクミャク」を描いたJALミャクミャクJETが登場。全面にミャクミャクが描かれており、万博をPRするために2025年まで運航される予定です。発着案内にも反映されています。
ATR42-600 JA01JC/JA02JC
特に名前はついていないのですが、日本エアコミューターのATR42の導入初号機と2号機に塗装されたのが、JACの地元鹿児島の、タラデザイン専門学校と共同で製作された導入記念塗装です。南国鹿児島をイメージしたハイビスカスがあしらわれています。特に運航期間は明示されていないので、当分の間は伊丹~屋久島、但馬線の一部フライトで運航されます。運航情報への反映はありません。
ATR42-600 JA05JC コウノトリ号
日本エアコミューターのATR42の5号機は、但馬空港ターミナルの所有機で、同社がデザインした「コウノトリ号」になっています。機体後部に大きく描かれたコウノトリが特徴です。
こちらも特に運航期間は明示されていないので、当分の間は伊丹~屋久島、但馬線の一部フライトで運航されます。発着案内への反映はありません。
ATR42-600 JA11JC Eco Prop
JACのATR42の最終号機に、緑のハートと「Eco Prop」のタイトルを入れた特別塗装機です。こちらも特に運航期間は明示されていないので、当分の間は伊丹~屋久島、但馬線の一部フライトで運航されます。発着案内への反映はありません。