JALグループで活躍したMDシリーズ その3

JALグループで活躍したMDシリーズ その3

※この記事は2014年に書いたものを転載したものです。

JA8295 LN1615 MFG 89/7 DEL 89/8/12

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-81 JA8295 at ITM/RJOO (5 July 2008)

JAS向け4号機(通算9号機)として1989年8月にデリバリー。JA8261以降のテイルコーンフラットタイプの機体で、JASからJALに移籍、2010年9月に退役後、ここまで紹介した機体と同じく、アリゾナ州キングマンの空港で解体されています。

JA8296 LN1734 MFG 90/6 DEL 90/7/20

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8296 at KIX/RJBB (26 August 2006)

JAS向け5号機、通算10号機として1990年7月にデリバリー。JA8261と同じく、2006年までレインボー塗装で残留していた1機でもあります。JAS→(JAL)→JEXと移籍し、2008年10月に退役。その後仲介業者を通してベネズエラのLaser航空に移籍、現在もYV1240として同社で活躍を続けています。

JA8297 LN1749 MFG 90/7 DEL 90/8/28

Japan Airlines McDonnell Douglas MD-81 JA8297 at KIX/RJBB (29 April 2007)

JAS向け6号機、通算11号機として1990年8月にデリバリー。JAS→JALと移籍し、2008年10月に退役。こちらも仲介業者を通じてベネズエラのLaser航空に移籍。YV1243として、現在も活躍を続けています。
JA8297と言えば、2004年1月1日、徳之島空港に着陸する際にメインギアが損傷し、機体が中破する事故を起こしていますが、徳之島空港で応急の修復の後、完全に修復を受け、ラインに復帰しています。

JA8374 LN1982 MFG 1992 DEL 1992/3/31

JAL Express McDonnell Douglas MD-81 JA8374 at ITM/RJOO (30 July 2006)

JAS向け7号機、通算12号機としてデリバリー。JAS→(JAL)→JEXと移籍し、2010年9月まで活躍。退役が遅くなった機体は、大半が米国で解体されている傾向にありますが、この機体はJA8296、JA8297と同じくベネズエラのLaser航空に移籍、現在もYV480Tとして活躍を続けています。

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