Airliners.netと言う、飛行機写真を投稿するサイトがあることは、こちらをご覧いただいている皆様は、周知の通りではないかと思います。このサイト、掲載してもらおうと思うと、まず英語で事細かく書かれた投稿規定を隅々まで読んで投稿画像を用意して、その挙句にものすごく厳しい審査を受けると言うステップを踏むのですが、実はサイト内にいろいろなヒントが隠されており、それを読んでいくと、画像処理にかなり役に立つことが記載されています。デジタルカメラを使って、飛行機の写真を撮影した後、画像処理をどうやっていいか分からない、と言う人は、こんな処理の仕方もあるのだな、と言う参考にしてみては如何でしょうか？
「Editing Guide」
フォトショップユーザー向けに、大まかな画像処理の流れが書いてあります。もちろん、これだけの処理で済むものではないとは思いますが、基本的には「必要最低限これだけの処理をしないと、Airliners.netの審査は通過しませんよ」と言うことなんだと思います。
もう一つ、審査における基準、いわゆるアクセプト/リジェクトの基準についても、こんなサイトが用意されています。
最初はサイトに掲載する飛行機の話(よく読んでみると、バルーンでも人間を輸送できるものであれば掲載の対象、なんてありますね)から始まり、水平、トリミング、ブレ、シャープフィルタ、「被写体を中心に据えているかどうか」なんてことも書かれています。デジタル特有の色合いの話やホワイトバランス、jpegの圧縮率なんてところや、センサーのダストスポットなんかも書かれています。投稿しないならあまり関係ない内容かもしれませんが、写真は少なくとも綺麗に補正できるはずなので、意外に役に立つかもしれません。
Delta Airlines Airbus A350-941 at NRT/RJAA (2 June 2018)
普段、私の編集はこれが基準になっています。先日の「英語が読めればこの内容程度は読める」ことになりますので、英語が苦手な方は、是非辞書を引きながらでも読んでみて下さい。必ず参考になると思います。
