あまりこういうことに興味がある方も、最近は減ってしまった感があるのですが、私自身「スポッター」を自称している以上、飛来する機体には、基本的にシャッターを切ります。そして、その撮影した機体をチェックして、画像処理して、海外の航空系サイトへアップする、ということを繰り返している訳ですが、この海外サイトは「スクリーニング」と呼ばれる審査が入りますので、早い話がここに載れば、自己満足ではない「品質証明書」がついたようなもの、と解釈しています。
そこで本日の本題。何を全機撮影するか、ということになります。結構機数の少ないものは簡単に全機撮影達成となるのですが、ここ数年、この条件をクリアすべく、JALとANAの保有しているB737-800の撮影を続けています。JALが50機、ANAが40機、しかも一時はコンフィグの関係で伊丹に来ない機体が相当数存在していて、最近になってようやく回って来るようになり、JALの国際線用の機体は成田、関空、セントレアでちまちま集めて行くことになりました。
先日、ANAのJA90ANを捕獲したので、現時点での達成率がようやく100%に。 こうして撮影しているのを知って、とある方に「丁寧に撮影していますね」と言われました。私にとっては丁寧でも何でもなく、いわゆるスポッターとしての活動をしているに過ぎないのですが、このとある方も、自称スポッター。やはり「スポッター」という言葉の持つ意味が、飛行機の写真を撮る、ということに変化してしまっていることを、残念ながら実感しないといけない時期に来ているのかもしれません。