Iranian Skies 2016(9日目-2 関西空港行きMH52便)

マレーシア航空のフライトまでは時間があるので、シンガポール在住の友人たちとスポッティングに行くことにしました。ただ、残念なことに、この日は天気があまりよくありません。とりあえずエアアジアのスペマー機やマレーシア航空の未撮影機を中心に撮影し、夕方の1時間くらいがきれいに晴れてくれたので、その間の飛来機は条件良く撮影することができました。

さて、日本へ帰る便はマレーシア航空ですが、現在oneWorldアライアンスメンバーと言うことで、MAS Golden Loungeに入ることができます。シャワールームも使える、とのことで、チェックインを早々と済ませ、ラウンジへ。必要最低限度の物しかないものの、やはり一晩シャワーもお風呂も入っていないので、非常にさっぱりすることができました。食事もそれなりに置いてあったので、夕食替わりにカレーなどを食べ、帰りのフライトに備えます。

搭乗時刻が近づいたので、ゲートへと向かいます。本日のMH52便はA330-300、9M-MTKによる運航(写真は別の機体、9M-MTBです)。L2ドアからの搭乗になるようで、機内に入ると2-4-2の配置でシートが並んでいます。もちろん座席にはオンデマンドの個人用モニタ装備になっており、イラン航空のB747-200Bとは隔世の感のある客室に入ることになりました。

23:48、キャプテンアナウンス。機長LIさん、副操縦士LEさん、出発の許可を待っており、巡航高度38,000フィートを取り、関西国際空港までの飛行時間は5時間55分と、簡潔明瞭な英語でアナウンスが入りました。悲しい事件や事故が続き、エアアジアの攻勢に押されて、経営状態が悪化しているマレーシア航空ですが、機内の様子やアナウンスなどを聞いていると、決して見劣りがする訳でもなく、てきぱきした雰囲気を感じます。
23:50、ドアクローズ。先ほどのキャプテンアナウンスの日本語訳が流れました。日本人クルーはKさんが1名乗務とのこと。正直、眠気と戦いつつメモを取っているのですが、同行のW氏はすでにお休みモードに入っているようです。

23:56、プッシュバック開始。0時ちょうどに、タキシーアウト、0:11、RW32Rより48秒滑走してエアボーン。0時14分、シートベルトサイン消灯。巡航に入ってすぐ、サンドイッチを配りに来ましたが、ラウンジでさんざん飲み食いした後だったので、とりあえずもらって座席のポケットへ。
個人用モニタで好みの音楽プログラムを作り、ヘッドホンをしたまま爆睡。ほとんど起きることなく眠り続けていました。

到着2時間前に朝食のサービス、ということで起こされました。日本時間で午前5時を回ったところでした。クアラルンプールから大阪までの飛行時間は5時間55分、時差が1時間ありますので、3時間ほど機内で眠ったことになりますね。機内食は和食かマレーシア料理、ということでマレーシア料理にしましたが、某LCCでも定番のナシ・レマでした。さすがマレーシア航空、と言っていい機内食ですね。

機内食のサービスが終わり、うとうとしていると、今度は6:25にキャプテンアナウンス。関西空港の到着予定時刻は6時55分、天気は晴れ、気温は8℃とアナウンス。
6:43、ベルト着用のサイン点灯。この時間のフライトだとA滑走路へのランディングになりそうですから、スムーズにいけば結構良い時間に帰れそうな雰囲気です。6:52、ギアダウン、6:55、RW24Lに着陸。こんな時間だと24Lに下すんですねぇ、低能管制官の皆様は。
7:02、5番ゲートに到着。

入国審査と通関を済ませ、リムジンバスで帰宅。10日ぶりに自宅に戻ると、嫁がほっとした顔をして出迎えてくれました。

さて、Iranian Skiesはこの記事までで終了、となるのですが、実はこの後、2016年5月にもう一度イランに行くことになり、テヘランを往復してきました。その様子について、1回分の「おまけ更新」をさせていただこうと思います。
もう少しお付き合いいただけますと幸いです。

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