オールドレンズを使ってみる(その2)

オールドレンズを使ってみる(その2)

先日の桜散策の折に、以前購入したオールドレンズのうち、ヘリオス44-2 58mm F2を持ち出してみました。1958年から1990年代まで製造されているレンズで、ZENITの一眼レフ向けの標準レンズとして生産されていたので、中古市場にも潤沢に出回っています。
このレンズ、1本5000円くらいで買えるチープなレンズにも関わらず、開放付近で撮影すると、背景のボケがグルグルと渦を描いたかのようになるので、その効果を狙って使う人も多いようです。

桜が満開の時期、背景にピンクの渦のボケを入れることができるので、なかなか面白い写真を撮ることができます。現代のレンズではなかなかこんな絵は撮影できない気がします。
ちなみに私の個体は1978年製造のようで、レストアされるときの組付けが違っているのか、絞りの設定が変なのですが、基本的に絞り込み測光なので、開放になっているかどうかは正面から見れば明らかで、あまり困らずに使っています。
我が家には他に3本のオールドレンズがあるのですが、このレンズの出番が一番多いように思います。

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