ハワイで日本語は通じるか

ハワイで日本語は通じるか

おそらく日本人の渡航先として人気の高い場所を聞けば、トップ3に入るであろうハワイ。れっきとしたアメリカ合衆国の50番目の州なのだが、よくハワイは日本語が通じるから海外旅行先としてイマイチだ、という話を聞いた。

そういう先入観があったので、ハワイに行ったのはつい2年ほど前のことになるのだが、はっきり言って日本語よりも英語をしゃべっていた方が長かった。かんたんに言えば、「そこまで日本語は通じない」というのが正しい。

カラカウア通りの観光客相手の店や、おみやげ物を売っている店なら、日本語は通じるかもしれないが、正直レストランは英語オンリーだったし、他の所でも、私自身が英語を使うせいか、相手は英語を返して来た。もちろん、日本語の表示はあちこちで見かけたが、むしろ日本語の表示と、観光客が発する日本語以外の日本語はあまり見なかったし聞かなかった。
結果、私はハワイでは、日本語が通じるのは限定的である、と判断した。英語で話す方が圧倒的に意思疎通ができる、ということだ。

一方で、日本語で話しかけてくる人たちも居る。いわゆるリゾート会員権を売りたい方々である。某大手ホテルチェーンのものが有名だが、説明会に参加すれば金券がもらえる、というものが多い。だいたい50ドル相当になるだろうか。滞在中の2-3時間のアルバイト、と考えれば割が良いのだが、そういうのが煩わしい、という方には、日本語で話しかけてくる人間には、何かそういう下心がある、と思わなければいけないだろう。

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