阪急伊丹線の旧型電車

阪急伊丹線の旧型電車

と書いたら怒られそうだが、よく利用する阪急伊丹線にも、かつての飯田線顔負けの旧型車両、3000系が走っている。つい先日まで、神戸線の特急列車で走っていたかと思っていたのだが、いつの間にか廃車が進行し、気が付いたら伊丹線に残る4両編成2本だけになってしまった。そして、先日もう1本が廃車になったらしく、ついに阪急線内では4両を残すのみ、だそうだ。

現在残っている編成は、1964年製造が2両と1965年製造が2両。共に製造から50年以上が経過した老朽車である。先日の記事の飯田線の旧型国電が昭和10年代に製造されて昭和58年に引退しているので、50年は使用されていないのだが、まさか関西を代表する私鉄で、車齢50年越えが走っている、というのはちょっとびっくり、であった。

ちなみに関西の私鉄は車両を大事に使用するらしく、南海や京阪などでも古い電車が元気に走っているらしい。飯田線の旧型国電も当時「40年越え」が話題になったが、まさか50年も線路上を現役で走るなんて、電車としては本望なのかもしれない。

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