息子は親父と違って飛行機にはあまり興味を持っていないようなのだが、一方で大型車が結構好きらしく、車に乗っていて、バスやトラックとすれ違うと、「うー!」と指さして喜んでいる。保育園でもたまに消防署の前まで行って消防車を見ることがあるようなのだが、保育士さんによると、すごく興味を示しているらしい。
さて、そんな息子だが、やはり1歳半ということもあるので、今までは与えてこなかったものがある。それが今日のタイトル、ミニカーである。自宅には私が幼少期に遊んだトミカが1台だけ残っている。三菱ふそうの国鉄ハイウェイバスで、もちろん今や絶版品である。それを与えても良かったのだが、さすがにおもちゃとしては古すぎるし、絶版品という言葉がやはり重かった。
私が子供の頃は、普通に家にあった車を買ってもらっていた記憶があるのだが、大型車大好きな息子に、カローラを買って与えるのも間抜けなので、私の独断と偏見で、コンテナトラック(三菱スーパーグレート)と、バスを2台買い、とりあえずトラックだけ開封して息子に与えてみた。
すると、本人としては、「赤ちゃん用のプラスチックの車」よりリアリティがあったのだろう。テンションが急激に上がり、トラックを持ってあっちへ行き、こっちへ行き、そのうち床で走らせ、しまいには寝床まで持ってきたのであった。
私が子供の頃、ミニカーでここまでテンションが上がった記憶がないのだが、買った親父も当然大喜びである。まさか息子がここまで喜ぶとは思っていなかったので。
嫁曰く、「週末暇なことが多いから、週末ごとに1台ずつ出してあげたら」とのこと。もちろん、その話を聞いて、私もミニカーを何台かさらに発注したのは言うまでもない。