カテーテルアブレーション~エピローグ

カテーテルアブレーション~エピローグ

退院して帰宅した晩、再び発熱。翌朝には下がっていたので出勤したものの、やはり6日間入院していたり、いくらカテーテルとは言え心臓の手術を受けているので負担があったようで、夜になって再度発熱。翌日会社を休み、病院に行こうとして電話をしてみると、全く電話がかかりません。仕方がないので、かかりつけのNクリニックに市立病院から渡された治療内容を書いた資料を持って行くことにしました。

Nクリニックでは熱があったので別室へ、ということで隔離されてしまいます。熱の原因は明らかにカテーテル手術でコロナではない、と断言できるのですが、こればかりは仕方がありません。
N先生が一通り書類を読んで診察をしてくれ、最終的には「市立病院に行ったほうがいい」ということでした。N先生に朝から電話がかからないことを話すと、「僕も用事があってかけてるんだけどかからない。循環器内科の直通番号とか聞いてない?」と聞かれる始末。N先生は「市立病院に直接行って、受付で交渉したら診てもらえるかもしれない」ということで、その足で市立病院に向かいます。

市立病院の受付で、電話がかからないからとりあえず来たこと、手術で2日前まで入院していたこと、手術が原因の熱が出ていることなどを伝えると、とりあえず循環器内科へと繋いでくれることになったよう。
しばらくするとT先生が通りかかったので声をかけます。「私も今、外来から呼ばれたんですけど、ぢょーんづさんだったんですね」とおっしゃられたので、状況を説明したところ、外来をどうするか調整してくれることに。

ところが発熱があった以上はコロナを疑え、と言うことでPCR検査を受けて、陰性でないと外来に入れない、とのこと。迎えに来た看護師さんの後をついて発熱外来に行き、屋外のエアコンはついているけど明らかに隔離感たっぷりのコンテナの中で、検査の検体採取を待ちます。

しばらくして順番が来たので検体採取。前回の入院前と全く同じで、鼻の奥から検体を回収するスタイル。再びコンテナに戻され、検査結果が出るまで1時間半程度、隔離されたまま待ちます。こんなこともあろうかと、モバイルバッテリーとイヤホン持ってきて正解だった(^_^;)

1時間半を少し過ぎた頃、T先生がやってきて、「検査陰性だったので、これから診察しますね」と声をかけてくれます。その後看護師さんがお迎えに来て、ようやく内科の外来エリアに入れてもらえました。
T先生によると、おそらくカテーテルアブレーションによる心膜炎が続いており、それで発熱しているのでしょう、とのこと。結局アスピリンが追加処方されて終了でした。

カテーテルアブレーション手術自体は、想像しているよりもずっと身体的な苦痛が少なく、術後の一晩が少ししんどいことを除けば、特に大変だったという感じはありませんでした。術後の合併症としては、

・心膜炎による発熱が数日続いた
・全身に原発不明のじんましん(皮膚科の医師が調査してくれたが不明だった)
・軽度の食道炎(おそらく焼灼の熱による)

くらいでした。カテーテルを入れた傷口の痛みも少なく、尿道バルーンもほとんど痛みを感じることもありませんでした。
退院した週は、発熱などもあったので、かなり仕事をセーブした感じになりましたが、翌週以降は普通に働くことができ、心臓の手術を受けているにもかかわらず、身体への負担はそこまで大きくなく終わった感じがします。

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カテーテルアブレーション~5日目&6日目

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