心臓カテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)体験記

先月、タイトルの手術を受けました。いわゆる心臓のカテーテル手術で、不整脈の原因部分を、心臓の筋肉を焼くことで治療する、と言う手術です。私自身、術前にこの手術を受けた先輩諸氏のブログやら、病院のホームページやら、果ては症例報告まで読み漁り、当日を迎えました。私の体験も誰かの役に立つかも、ということで、体験記を書いてみました。以下、各記事へのリンクです。

カテーテルアブレーション~プロローグ

カテーテルアブレーション~1日目

カテーテルアブレーション~2日目

カテーテルアブレーション~3日目

カテーテルアブレーション~4日目

カテーテルアブレーション~5日目&6日目

カテーテルアブレーション~エピローグ

カテーテルアブレーション~エピローグ

退院して帰宅した晩、再び発熱。翌朝には下がっていたので出勤したものの、やはり6日間入院していたり、いくらカテーテルとは言え心臓の手術を受けているので負担があったようで、夜になって再度発熱。翌日会社を休み、病院に行こうとして電話をしてみると、全く電話がかかりません。仕方がないので、かかりつけのNクリニックに市立病院から渡された治療内容を書いた資料を持って行くことにしました。

Nクリニックでは熱があったので別室へ、ということで隔離されてしまいます。熱の原因は明らかにカテーテル手術でコロナではない、と断言できるのですが、こればかりは仕方がありません。
N先生が一通り書類を読んで診察をしてくれ、最終的には「市立病院に行ったほうがいい」ということでした。N先生に朝から電話がかからないことを話すと、「僕も用事があってかけてるんだけどかからない。循環器内科の直通番号とか聞いてない?」と聞かれる始末。N先生は「市立病院に直接行って、受付で交渉したら診てもらえるかもしれない」ということで、その足で市立病院に向かいます。

市立病院の受付で、電話がかからないからとりあえず来たこと、手術で2日前まで入院していたこと、手術が原因の熱が出ていることなどを伝えると、とりあえず循環器内科へと繋いでくれることになったよう。
しばらくするとT先生が通りかかったので声をかけます。「私も今、外来から呼ばれたんですけど、ぢょーんづさんだったんですね」とおっしゃられたので、状況を説明したところ、外来をどうするか調整してくれることに。

ところが発熱があった以上はコロナを疑え、と言うことでPCR検査を受けて、陰性でないと外来に入れない、とのこと。迎えに来た看護師さんの後をついて発熱外来に行き、屋外のエアコンはついているけど明らかに隔離感たっぷりのコンテナの中で、検査の検体採取を待ちます。

しばらくして順番が来たので検体採取。前回の入院前と全く同じで、鼻の奥から検体を回収するスタイル。再びコンテナに戻され、検査結果が出るまで1時間半程度、隔離されたまま待ちます。こんなこともあろうかと、モバイルバッテリーとイヤホン持ってきて正解だった(^_^;)

1時間半を少し過ぎた頃、T先生がやってきて、「検査陰性だったので、これから診察しますね」と声をかけてくれます。その後看護師さんがお迎えに来て、ようやく内科の外来エリアに入れてもらえました。
T先生によると、おそらくカテーテルアブレーションによる心膜炎が続いており、それで発熱しているのでしょう、とのこと。結局アスピリンが追加処方されて終了でした。

カテーテルアブレーション手術自体は、想像しているよりもずっと身体的な苦痛が少なく、術後の一晩が少ししんどいことを除けば、特に大変だったという感じはありませんでした。術後の合併症としては、

・心膜炎による発熱が数日続いた
・全身に原発不明のじんましん(皮膚科の医師が調査してくれたが不明だった)
・軽度の食道炎(おそらく焼灼の熱による)

くらいでした。カテーテルを入れた傷口の痛みも少なく、尿道バルーンもほとんど痛みを感じることもありませんでした。
退院した週は、発熱などもあったので、かなり仕事をセーブした感じになりましたが、翌週以降は普通に働くことができ、心臓の手術を受けているにもかかわらず、身体への負担はそこまで大きくなく終わった感じがします。

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カテーテルアブレーション~5日目&6日目

カテーテルアブレーション~5日目&6日目

再び明け方に読書灯点灯。おいおいおい、また心電図外れたのかよ、と思いつつ、看護師さんに貼り替えしてもらってそのまま寝てしまい、結局目が覚めたのは6時半。病院生活は規則正しく進んでいきます。

8時に朝食。その後ローソンでコーヒー購入と、完全にサイクルが出来上がってきています。その後は動画視聴して、散歩に行って、というサイクルで1日を過ごすことになります。

そして5日目が過ぎ、6日目。
午前6時に看護師さんに叩き起こされます。また心電図が外れたか、と思っていたら、血液検査。この結果を見て、退院するか否かをT先生が判断する、とのことでした。

その後結局7時過ぎまで寝てしまい、8時に朝食。検温も平熱だったので特に問題なさそう。
看護師さんが、コロナで発熱外来に来る人が多くて、病院がパンクしかかっている話を教えてくれます。これが後々私にも降り掛かってくるとは、私も思っていなかったのですが・・・

一応退院する準備はしておき、使った衣類やタオルなどを片付けます。9時過ぎにT先生の回診。血液検査の結果は問題なく、退院で問題ないでしょう、との判断。その後、病棟事務の方から明細書が渡され、昼食を食べたら退院、とのこと。

最後の病院食を食べ、てっきり看護師さんがお迎えに来ると思っていて待っていたら、実はこちらから声をかけないといけなかったらしく、それだけで30分ほどロスすることになってしまいました。
お世話になった病棟のナースステーションでお礼を言って退出、会計で入院費を支払い、書類センターで医療保険のための診断書の作成依頼を済ませて帰宅。6日ぶりに「娑婆」に出てきました。

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カテーテルアブレーション~4日目

カテーテルアブレーション~4日目

明け方、枕の上の読書灯が点灯して目が覚めます。「心電図モニタが外れたので取り付けますね」と看護師さん。後日聞いたところ、どうも信号が受信されなくなるとエラーが出るらしく、日中であれば部屋にいるかどうかの確認をすることである程度把握できるそうですが、夜間は確実に部屋に居るので、外れただけか、心停止しているか、確認が必要とのこと。

その後、6時半に起床。アスピリンが効いてしまったので熱はなく、本来なら今日で退院予定ですが、延期になったので病院滞在があと2日ということになります。8時に朝食。午前中の検温と、T先生の回診。熱が下がったことを伝えると、そのまま薬を飲み続けてみてください、とのこと。「国民の僕」もいよいよシーズン1があと3本で見終わるところまで来ました。ずっとウクライナ語だと思っていたセリフ、実はロシア語だったらしく、自分の知っている単語が結構出てきたのはそういう訳だったのか、と納得。

12時に昼食が来て、その後はまた退屈な時間です。特にすることもないので、病院内自由とのことで院内を散歩。土曜日で外来のエリアが閉まっており、動ける範囲は限られるのですが、ローソンで売られている商品を眺めてみたり、レントゲン室のあたりまで入れるのでそこまで歩いて行ってみたり、ちょっとしたリハビリを兼ねてうろうろ。スマホの万歩計で3日ぶりに6000歩を超えるまでになりました。

再び部屋に戻り、残り1本になった「国民の僕」のシーズン1を見終わります。その後、SNSへの報告を書いていると、嫁が着替えを持って病棟の外にやってきました。息子も父親が何日も家にいないので、寂しくなったそうで一緒についてきました。適当に入れてきた、というパジャマやらTシャツやら見てみると、普段全部自分でやっていることもあって、嫁が服のクラス分けを全く理解していない(^_^;)パジャマじゃないズボン(一応外行き用)やら、病院で着るにははずかしいTシャツやら混在。このあたりを使わずに、手元に持っている衣類と合わせればなんとかあと2日はなんとかなりそう。

嫁と息子が帰ると、もう夕食の時間です。夕食の後、夜勤の看護師さんによる検温までは特に何もイベントはありません。SNSへコメントが入っているのでそれに返信。すると、「恋は続くよどこまでも」というドラマで、カテーテルアブレーションが出てくる、とのことを教えてもらったので、それを見てみることにします。
その回だけダウンロードして視聴。ドラマのアブレーションは局所麻酔でやっていたのが衝撃的。全身麻酔で寝ているうちに5時間が過ぎたことを考えると雲泥の差でした。あれ、起きてやってたら逆に怖かっただろうな・・・

本日も22時30分に就寝。

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カテーテルアブレーション~3日目

カテーテルアブレーション~3日目

朝7時前、夜勤のIさんというベテランの看護師さんがやってきて、「あとちょっとでY先生が来るから頑張って!」と励ましてくれます。Y先生がやってくる時間は気まぐれだけど、7時半には来るんじゃないかな、とのこと。
7時半、Iさんの言っていた時間にY先生がやってきて、鼠径部の圧迫解除と抜糸をしてもらいます。尿道バルーンもここで終了で、「看護師さんに抜いてもらえるように言っておきます」と去っていかれました。
尿道バルーンはIさんが抜管してくれるとのことで、「1,2,3で息吐いて~」と言われた通りにすると、するっと抜けておしまい。前日の昼前からずっと入っていた左手の点滴も外れ、これで「無罪放免」となりました。血液検査も必要とのことで採血もしてもらい、検温もしてもらうと、まだ熱があるようです。Iさんが「解熱剤持ってきますね」とアセトアミノフェンを持ってきてくれたので、とりあえずそれを飲みます。


ほぼ24時間ぶりの食事ですが、点滴も入っていたり意識も朦朧としていたせいか、そこまで空腹でもなく、出されたものを完食して十分と言った感じ。

午前中にレントゲン撮影をしてください、とのことで、Iさんが車いすで連れて行ってくれる、とのこと。1階のレントゲン室で胸部X線撮影をすると、今日しないといけない検査は終了ということになります。

水とお茶以外は主治医の許可が必要、とのことで、スポーツドリンクだけ許可をもらっていましたが、Iさんにコーヒーが飲みたい旨を伝えると、「T先生に聞いておきます」と言って、ほどなくして「OK出ましたよ」と教えてくれました。その後、T先生がやってきて、「特に制限しませんので、アルコール飲料以外は飲んでもいいです」と許可をもらえました。
速攻院内ローソンに行き、アイスコーヒーを購入。まだ体調が戻っていないせいかそこまで美味しくはなかったものの、久しぶりにコーヒーを飲めました。

昼食後熱を測ってみると、やはり38℃近い状態。朝晩しか看護師さんは来ないので、ナースコールをして相談することにします。T先生に聞きます、とのことで夕方再びT先生がやってきます。熱が下がらないのは心配なので、とりあえず入院は2日延長して月曜日までにすること、カテーテルアブレーションが原因の心膜炎と思われ、数日で症状はおさまるのではないか、とのことでした。解熱剤処方しておきます、とのことで、その後夕食前にアスピリンが届きました。

夕食後にアスピリンを飲むと効果てきめん。体温はあっという間に平熱に下がり、再び「国民の僕」を見て過ごします。入院延長になってしまったので、急いで見る必要はないのですが、シーズン1も残すところあと数回のところまで来たので、退院までには見終わりそう。

22時30分頃就寝。入院すると生活が規則正しくなるようです。

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カテーテルアブレーション~2日目

カテーテルアブレーション~2日目

6時半頃起床。朝から絶食だと思っていたら、朝食は食べても良い、とのことで朝食が出てきました。この後夜まで絶食になるので、とりあえず食べておくことに。9時までは水分補給してよい、との指示だったので、ギリギリまで麦茶を飲んで水分補給。
11時頃、昼勤の看護師さんがやってきて、手術時間が予定より1時間ほど早まったので、12時10分に手術室に入ってください、と連絡が。これを見越して、11時30分頃、手術着にに着替え、パンツをT字帯に履き替えします。尿道バルーンは麻酔下で入れるとのことで、点滴のルートだけ左手に確保、これを専用のカートで持っていく形になりました。
嫁には手術時間が早まったことを連絡すると、すぐに来る、とのこと。手術室に向かう途中でちょっとだけ面会。もしかすると嫁に会うのはこれが最後になるかもしれないな、なんてことも思いながら、手術室へと向かいます。

手術室はCTを使う関係からか、普通の一般的な手術室のイメージよりも、CTの部屋と言った雰囲気でした。手術室に入るとすぐにベッドに寝かされて、準備がテキパキと進みます。一通り準備が終わると、M先生が「麻酔入れます。少し痛いですよ。」と言われ、「あーたしかに痛いです」と言った後、全く記憶がなくなりました。

くまのプーさんが出てくる不思議な夢を見ていると、「終わりましたよ」とT先生の声と、嫁の「大丈夫?」の声が聞こえてきました。時間を聞くと午後5時とのこと。その後、全く意識がなく、きちんと意識が戻った時は、病室で寝ていました。

後日頂いた隔離箇所のデータ。不整脈は全く出なくなりました。


しばらくすると看護師さんが来たので時間を聞いてみるとと、午後7時だそう。腰が痛く、なんとなく吐き気もあったので、その旨を伝えると、嘔吐対応をしてくれました。腰が痛いのは、圧迫している間は我慢しないとダメだそうで、あと2時間がんばってください、と励まして去っていかれました。
もっとも、麻酔がまだ切れてないのか、鎮静剤が入っているのか、とにかく眠いのです。次に目が覚めた時は午後9時。ここで腕と首の圧迫が外れます。太ももの圧迫は明日の朝まで、とのこと。この時点でベッドを起こすことができるとのことで、起こしてもらうと腰痛が解消。ここでメガネをかけさせてもらい、スマホの使用も解禁。とりあえず手術が終わったことだけ会社に連絡しておくことにします。
しばらくすると今度は寒気がするので、ナースコールをして看護師さんに来てもらいます。検温すると38℃ある、とのこと。喉も乾いたので水をもらい、時間を聞くと、午前0時半だそう。3時間ほど寝ていたようですが、寒気に対しては布団をもう1枚もらうくらいしかできないので、布団を追加してもらったら収まりました。
その後1時間おきくらいに目が覚め、看護師さんの点滴交換で目が覚め、そのついでに水をもらい、うつらうつらしながら起きているのか寝ているのかよく分からないまま過ごしていると、夜が明けて来ました。

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カテーテルアブレーション~1日目

カテーテルアブレーション~1日目

PCR検査が陽性だった場合は、前日までに連絡する、とのことでしたが、連絡が来なかったので予定通り入院することに。
入院日当日。10時30分に普段飲んでいる薬やおくすり手帳などを持って入院窓口へ。薬の確認の後、病棟に入る手続きを済ませます。4日間とは言え、大部屋だと気を使うので個室希望をしておいたのですが、無事に通ったよう。4日間とは言え、一人で過ごせる方が気楽で良いのです。
しばらくすると病棟へと案内されました。年配の女性が一緒でしたが、おそらくこの方が私の前の時間の手術の方なのでしょう。案内されたのは内科の病棟で、呼吸器や消化器の方も同じのよう。


病室に入ってすぐ、心電図モニタ取り付け。これを終日つけておいてください、とのこと。そのせいで明け方何度となく叩き起こされるとは思ってもみませんでしたが・・・程なくして昼食の時間に。麻婆豆腐がメイン。病院食はまずい、心臓病食なので減塩が基本、と聞いていましたが、味付けが上手にされていて、普通においしく食べられました。普段の会社の食堂で食べるのと大差ない感じ。


食後、心電図を取りに行くと、今日することはすでにないとのこと。明日の手術に備えてゆっくり休んでください、とのことでしたが、正直まだ何もしてないのでかなり元気な状態。前々から見たかったウクライナのゼレンスキー大統領が俳優時代に出演し、大統領へとつながった「国民の僕」を見ることにします。動画を見ていると主治医のT先生がやってきました。明日の手術の予定と、終わった後がICUではなく病室に戻る形に変更になっていることを伝えていかれ、明日頑張りましょう、と言って去っていかれました。
18時に夕食が配られます。鶏の煮付けでしたが、これも味付けが良く、美味しく食べることができました。
22時に消灯ですが、個室は自由にして良い、とのこと。とは言え普段の疲れや、明日に備える、ということを考え、22時半頃に消灯。あっという間に寝てしまいました。

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カテーテルアブレーション~プロローグ

カテーテルアブレーション~プロローグ

過去こちらで二度の体調不良について書きました。二度の原因はほぼオーバーワークと職場のストレスによるもの、という診断だったのですが、先日「二度あることは三度ある」で、再び体調不良に見舞われました。3年前に「入院とか救急車とか関係しなければ良いが」と書いていたのですが、まさにそのパターンに陥る寸前でした。

5月のある日。寝る前に不整脈の発作が起きたので、「あーまた不整脈だな」なんて思っていたのですが、なかなか寝付けないくらいの不整脈に。それでも症状は1時間くらいで収まったので、大丈夫だろうと思っていました。
さらに数日後。今度は朝から不整脈で、昼休みになっても収まりません。ついに午後は不整脈で意識が飛びそうになり、同僚に「救急車呼んだほうが良くない?」とまで声をかけられるくらいフラフラしていたようです。あまりにやばいので4時で早退し、いつも行っている循環器内科のNクリニックに行こうとしました。ところがその日は午後休診。さすがに状況的にこのまま放置はヤバそうなので、ネット検索で見つけた別の循環器内科のI先生にかかることにしました。

不整脈が止まらない状態だったので、心電図にも全て記録が残り、診てくれたI先生から、「紹介状書くので、今すぐ救急外来で市立病院に行ってください」と指示が。症状からすると、今すぐの応急処置はできるものの、そのまま放置するには危険な状態になっていること、おそらくカテーテル手術を受けるほうが良いでしょう、とのこと。
紹介状を書いてもらい、そのままタクシーで市立病院へと向かい、救急外来で処置を受けることになりました。処置をしてくれたM先生によると、発作性の心房細動と心房粗動が起きていること、放置すると血栓ができて脳梗塞や心筋梗塞、心不全に至る可能性があること、できればカテーテル手術を受ける方が良いことを説明され、救急では出せる薬が2日分しかないことから、翌々日に外来で受診することになりました。

外来で診察してくれたT先生が主治医になり、カテーテル手術を受ける方向で決定したものの、手術の予約が取れるのは2ヶ月先。7月下旬に手術日を決め、6月一月を使って各種検査を受けることに。この市立病院、予約時間通りに診察が進まないことと、検査は流れ作業なので早めに行くと少し早く終るということに気が付きました(^_^;)息子が生後すぐに散々受けた心エコーだの、人生初CTだの、これまで噂に聞いていた機械を、この年令で経験できたのは面白い経験だったと思っています。

6月中に検査を終え、6月末に主治医のT先生と、嫁さんも含めてIC(インフォームドコンセント)。息子のICの時は、山のような書類にサインさせられたものの、大人の心臓手術なので、サインは数枚。もっとも、息子は開胸手術、こちらはカテーテルでの手術で、手術の規模も難易度も格段に違うということがありそうです。

入院1週間前に病院でPCR検査を受け、いよいよ入院の日を迎えます。