JALが2017年に始めた「どこかにマイル」と言う制度。通常の国内線で必要なマイル数の半分以下の6000マイル、その代わりJAL側が提示してきた4つの目的地のうちの1か所に行ける、と言うちょっとしたミステリーツアーのような感じの制度です。
大阪発着は2018年からサービス開始になり、実際に行ってみよう、となったのが2019年の正月。大阪伊丹発着、雪の多い東北はパス、などと言う条件で組み合わせをいろいろ提示させていると、「本日の申し込み回数を超えました」と言うエラーが。どうも1日に組み合わせを変えることができる回数は制限があるようです。
翌日気を取り直して組み合わせを出してみると、「鹿児島」「熊本」「奄美大島」「仙台」と言う、ほぼ雪のない組み合わせが出て来たので、これで申し込みをすると、2日後に、行き先が「奄美大島」に決まった、と来ました。おお、奄美なんて出てくるんだ、とびっくり。
さて当日朝、伊丹からJAL2465便、ボーイング737で出発。奄美大島までは2時間弱のフライトで、息子にとっては5回目のフライト。快晴の伊丹を飛び立ち、神戸、四国から宮崎、鹿児島、屋久島を通って奄美大島に着いたのは、午前11時すぎでした。
レンタカーを借りて観光へ。ハートロックと言うハートの形をした干潟に一番最初に向かいます・・・が、息子が寝てしまったので親2人で交代で見に行くことに。幸い天気がよかったので、きれいに見ることができました。
https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/heartrock.html
そうこうしているうちに息子も起きて来たので、車を止めていたそれいゆふぁーむへ。ここは羊や山羊、うさぎなどの草食動物と触れ合えるので、息子にとっては良い刺激になったようです。
その後、奄美大島名物の鶏飯を食べに「ひさ倉」へ。2003年に初めて奄美に来た時に食べて以来でしたが、おいしさは当時のままでした。よく食べる息子はここでもよく食べ、いつもの「足りない泣き」までしていました。
http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/
途中でアイスクリームを買い、奄美パークの展望台に行った後、島の北側へと向かいます。土盛海岸で少し海岸をうろうろし、あやまる岬で景色を眺めた後、蒲生崎公園展望台へ。沖縄と比較すると、観光客は少なく、この公園で車を止めていたのは私たち以外に1組だけ。奄美大島北部が綺麗に見渡せるビューポイントでした。
ちょうどこの時期は奄美大島でも桜の時期。もっとも、本土のソメイヨシノではなく、ヒガンザクラなので、色も濃い目で咲き方も違うのですが、一足早く桜を楽しむことができました。
スーパーやコンビニに寄って、2日間滞在する民泊へ。打田原ビーチの近くの丸々貸し切りの民泊にしたのですが、途中からびっくりするくらい道が狭くなり、本当にこんなところにあるのか!?と思っているうちに無事発見。3人で宿泊するにはちょうど良い感じの家でした。
あらかじめ炊飯器があることも分かっていたので、米も持って行き、スーパーで買った刺身と、野菜炒めセットで夕食に。
波の音が聞こえてきて、そして空には満天の星が見える絶好の環境。息子はまだ1歳なので全く覚えていないだろうけど、いつかこの素晴らしさを教えてあげたいな、と思うほどでした。