どこかにマイルで旅に出る(愛媛・21.10.30-31、2日目)

ホテルで朝食を済ませた後、2日目は息子のアトラクションとして、愛媛県立とべ動物園へと向かいます。この動物園、我が家の近隣の動物園などでよく名前を見ることが多かったのですが、四国では最大規模、そして普段はなかなか見られない動物がみられたり、給餌ができたりするので、動物大好きな息子にはたまらないだろうな、と思ったことがあります。

とべ動物園は日曜日ということで結構混雑しており、動物園から結構遠い駐車場に車を入れることになります。ただ、駐車場から動物園までは無料のシャトルバスが出ており、乗客が適当に集まると発車する、というシステムになっているようです。私達が乗ったのはライオンの形のバス。歩けない距離ではないので、バスに乗っているのはほんの数分です。

まずはアシカに給餌できる、ということで300円を払って魚を買い、アシカの檻に入れるとアシカがそれを食べる、というシステムになっています。と言って無制限ではなく、1日何度か係の方が入れてくれるタイミングが合わないと、給餌はできない、という訳です。
たまたまタイミングよく係の方がやってきて、300円を払うと、ザルの上にアジが数匹。息子は大喜びでアシカに餌をやっていました。

その後、我が家の近くの動物園にはいないアフリカゾウを見ながら動物園の一番奥へ。ちょうどオランウータンのイベントがある、ということで見ていると、なぜかスーパーのカゴをかぶったオランウータンがやってきました。これを見た息子はテンションが上って大喜び。その後自宅で洗濯カゴをかぶって真似をするほどでした。

とべ動物園の後はえひめこどもの城へ。ここで嫁がボートに乗りたい、ということで、ボート乗り場に行きます。新型コロナ沈静化で、訪問者が大幅に増えたようです。ボートはすべて出払っており、列に並んで空くのを待ちます。30分500円とのことで、料金を払うと、スワン型のボートに案内されました。
2019年の「どこかにマイル」で奄美に行った時には、カヌーで大泣きしていた息子、今回は大喜びで、船の上でゴソゴソして、私に「おとなしくしないと池に落ちるよ!」と叱られるまでに成長していました。

船を降りた後は、売店でレインボーのかき氷を購入。これを食べ終わった頃には午後3時半。そろそろ空港に向かって動き出さないといけません。松山市内を走っていると、嫁が「近くのパン屋に寄れたら寄ってほしい」とリクエスト。次の交差点を左に曲がればあるようなので、そこでパンを購入。

空港に戻る途中、空自の基地のアラートハンガーのようなものを見つけたので、ちょっとよってみることにします。近くに行ってみると、掩体壕と呼ばれる、戦時中に敵の目から飛行機を隠すための、まさにハンガーとして使用された建造物だったようです。戦後取り壊されたものが多い中、松山空港近くには3つの掩体壕が残っている、と説明にかかれていました。

その後、レンタカーのガソリンを満タンにし、レンタカー屋の近くのスーパーで刺身用の魚と、おでんに使う練り物セットを購入。レンタカーを返して松山空港へと向かいます。

松山空港で晩ごはんを、と思っていたのですが、空港の中のレストランはどこも満員。さらに時間もありません。仕方がないので、空港の中のコンビニで軽食を買い、夕食をそれで済ませることになってしまいました。

松山から大阪へは夕方のJL2310便に搭乗。復路も同じく40分ほどの短いフライトで、あっという間に伊丹空港の最終進入へ。1泊2日の短い旅行でしたが、結構充実の旅になりました。

↓ ↓ ↓ 1日目の記事はこちら ↓ ↓ ↓

1日目はこちら

どこかにマイルで旅に出る(愛媛・21.10.30-31、1日目)

前回の「どこかにマイルで旅に」出たのは昨年2020年2月でした。この時はコロナ禍にはまだなっておらず、その1ヶ月後くらいから感染者が次々出てきて、旅行に行く雰囲気ではどんどんなくなって行ってしまいました。
もっとも、私自身は仕事やら撮影やらで上京する機会はその後もありましたので、飛行機自体には乗っていたのですが、息子に関しては実に1年半ぶりの飛行機、と言うことになりました。
今回は仙台、新潟、福岡、松山の4都市からのチョイスになりました。個人的には新潟がいいなぁ、と思っていたのですが、通知が来ると「松山に決まりました!」と出てきました。松山は調べてみると2007年から行っていないので、実に14年ぶりに行くことになります。フライトスケジュールは朝7時10分発で帰りが18時55分発、ほぼ丸2日松山を満喫できるスケジュールなので、いろいろと日程と行先を吟味し、当日を迎えます。

息子はさっさと一人でタラップを上っていきます

伊丹空港までは今回は車で向かい、JL2301便で松山へと向かいます。久しぶりのタラップ搭乗でしたが、息子は親を置いてさっさとタラップを駆け上がって行きました(^_^;)
40分ほどの空の旅で、ドリンクサービスなどは全くなし。キャンディと息子のおもちゃはもらえました。正直、車で4時間で着く距離を飛行機に乗っている訳ですから、飛行機の速さを実感できたとも言えます。

松山に到着し、レンタカーのピックアップを済ませます。今回は日産マーチが旅のお供になりました。まずは伊予市方向に車を走らせます。最初の目的地としたのは、予讃線の下灘駅です。本来であれば、松山から列車に乗ってのんびり行きたいところなのですが、息子に2時間列車に揺られるのはさすがに無理。今回は車に乗って、空港から駅に向かいます。
この駅は駅舎からホーム側を撮ると、下を通る国道が見えないので、海岸線に駅があるような写真が撮影できることでも有名です。日没の時間帯が有名ですが、私自身は日没よりも瀬戸内海の島々が写る日中の方が良いのでは、と思っています。晩秋が近づいている時期だけに、駅の観光客もまばらで、結構バイクでツーリング途上に寄っている人が多いようでした。

滞在中、上りの松山行き普通列車が到着しましたが、この駅で降りる人はなく、乗っていったのもマニアと思しき男性が一人だけ。私たちも含め、観光客は車で来るようですが、日中だけでもJR四国は人を配置して入場券分の金額を回収する方がいいのでは、と余計なことながら思ってしまいました。

下灘駅からは近くのしもなだ運動公園へ行き、そこにある夕焼けぴちぴち市へ。まだお昼ご飯の時間にならないので、揚げたてのじゃこ天を食べることにしましたが、これが実においしいのです。普段、関西で生活していると、愛媛の会社が作るじゃこ天を購入することができますが、薄手なのに加えて、冷蔵で運ばれてくるので、食感も良くありません。そういう意味でも、わざわざここまで来る価値があった、と思える物がありました。

ここからはさらに車を西に走らせ、旧長浜町エリアへと向かいます。長浜大橋に向かおうと車を走らせると、嫁がスーパーに寄って欲しい、とのことで、ちょうど商店街の隅にあったスーパーに寄ることにします。

「ンョ゛ハー ゛」(^_^;)


スーパーの正面を見て、「なんかこのスーパー、見覚えがあるな」と思いました。嫁も「このスーパー見覚えがある」と言います。もちろん、二人ともここには来たことがありません。その直後、「あ、これツイッターで流れてきた奴だ!」と気がつきました。
ショッパーズ長浜店は、数年前に看板を掛け替えているのですが、それまで看板が「ンョ゛ハー ゛」となって店の名前がきちんと表示されていないと言うことが話題になり、全国的にも有名になったのでした。


お茶とまんじゅうを購入して、長浜大橋へ。日本最古の跳ね上げ式の可動橋だそうですが、橋の半分が工事中、しかも昨年秋から可動部分は故障中、とのことでした。橋の近くで船を陸に揚げるためのレールがありましたが、まるで廃線が海に没しているようにも見える光景が印象的でした。

嫁は鯛めしを賞味

車を少し南に走らせると、大洲市の市街に入ります。ここでランチタイム。にし川と言うレストランに入り、ここで息子はお子様ランチ、嫁は鯛めし、私は牛タン定食を食べることにします。鯛の鮮度も抜群、牛タンは想像していたよりもずっと美味しかったのは想定外でした。

ここで嫁と息子は別行動。伊予大洲駅から特急「宇和海」で運転されているアンパンマン列車に乗ってもらいます。車をここにおいていく訳にいかないので、私はここから松山駅まで、高速道路経由で向かうことになります。
列車の発車まで見送り、再びレンタカーに乗車。あとはひたすら松山を目指しますが、JRの特急が30分ほどで走り抜ける距離を、車で走ると1時間ほどかかります。地方に行くと車よりJR在来線の特急が遅い、なんてことはよくありますが、JR四国の振り子式ディーゼルカーは、かなり速かったようで、息子がびびっていたようです。

松山駅で合流し、私は元来た道を戻りつつ今度は株式会社母恵夢さんがやっている母恵夢スイーツパークへ。松山を出て東温市にある施設ですが、母恵夢さんの工場見学と、出来立てのお菓子が食べられること、足湯のサービスがあるとのこと。

お菓子大好きな息子はここでテンションが上がりまくり、ソフトクリームにお菓子にポンジュースに、いろいろなものを食べさせてもらって大満足の様子。大人はお土産になりそうなものを購入して、1時間ほどの滞在になりました。

母恵夢スイーツパーク
https://www.poeme.co.jp/sweetspark/

母恵夢スイーツパークから宿まではすぐ。今回は東温市の「見奈良天然温泉 利楽」さんにお世話になることにします。チェックインを済ませて近くの産直でミカンや野菜などを購入し、温泉宿ということで、一度温泉に入りに行きます。スーパー銭湯に併設された温泉ホテル、といった風情で、お風呂の設備は充実。息子はあまりにキラキラしたお風呂(=スーパー銭湯)で、終始テンション高めでした。

見奈良天然温泉 利楽
https://www.spa-riraku.com/

1泊2食付きプランの夕食を食べに行きます。今回は愛媛の素材を使ったフレンチのコース、息子は再びお子様ランチを食べることになります。真鯛の包み焼きとお肉が絶品でした。

どこかにマイルで旅に出る(岩手&宮城・20.2.1-2 1日目)

昨年(2019年)は奄美大島に行った「どこかにマイル」、2020年も行ってみようということで、2月の最初の週末に、今回は土日だけで行くプランにして、旅に出ることにしました。この旅行に行った頃は、まだコロナ禍になっておらず、自由に旅行ができた最後のタイミングだったと思います。


今回は「息子に雪遊びをさせる」と言うことで計画したのですが、どこも暖冬で雪がない、と言う状態。それなら確率論で雪が降りそうなところばかりの組み合わせにしよう、と思ってチャレンジしていると、4つ全部北日本と言う組み合わせはどうも出てこない、と言うことが分かりました。

2日ほどやって、青森、秋田、花巻、鹿児島と出てきたので、青森か秋田が来る可能性が高いだろう、と思って申し込み。2日後に出てきた行き先は・・・

「花巻」

一番想定していなかった行き先が出て来てしまいました。
岩手に顧客企業が何社かあるので、花巻自体は仕事で何度か降りたことがある空港ですが、プライベートでは初。とりあえず岩手で行ってみたいところ、と言うことで探してみると、「中尊寺金色堂」が出てきました。私の両親が2007年から14年まで7年間仙台に住んでいたのですが、中尊寺は行く機会がなかったところ。とりあえずここは組み込みします。
次に、嫁から「おいしい魚の食べられるところ」と言う要望が。そうなると三陸に抜けるしかないのですが、中尊寺から三陸に抜けると、一番近いのは気仙沼か陸前高田あたり。宿の検索などをしていると、岩手サファリパークなんて息子向けの施設も発見。これを全部上手く回すには、

花巻空港→中尊寺→気仙沼(泊)→岩手サファリパーク→花巻空港とすれば、1泊2日の東北旅行としては、なかなか充実になるのではないか、と言うことで確定。宿とレンタカーを確保しました。

さて当日。朝10時25分発のJL2183便で伊丹空港を出発。J-Airのエンブラエル170なので、モニタもなにもありません。1時間ちょっとのフライトタイム、飛行機に乗っていることは理解している息子、それでもゴソゴソするので、結局フライト中はずっとミニオンの映画を見ていました。ミニオンジェットだったらテンション上がったんだろうけど(^_^;)

花巻空港には定刻の11時45分に到着。レンタカーをピックアップし、空港近辺で探しておいたランチの取れるところ、と言うことで、空港近くの「まっさん」へ。ランチタイムはお手頃価格の定食メニューが中心で、角煮定食とラーメンとそぼろ丼の定食に。角煮は白金豚を使っているとのことで、非常に美味。偏食の始まった息子もパクパク食べまくっていたので、かなりおいしかったようです。

まっさん https://retty.me/area/PRE03/ARE293/SUB36402/100001331025/

食後はレンタカーで一路平泉へ。高速道路を使えば1時間ほどで到着です。平泉インターで東北道を降り、しばらく走ると中尊寺の駐車場に到着。ここからは徒歩で中尊寺を目指します。結構な坂道に加え、息子はお昼寝タイムでベビーカーの上。ベビーカーを押しながら参道を上がっていきます。

覆堂の様子。内部は撮影禁止。


金色堂の手前まで上がったところで息子が目覚め、金色堂の中を見学します。中は撮影禁止とのことですが、奥州藤原氏の初代清衡公によって上棟されたもの、とのこと。1124年建立とのことですが、当然木造建築なので、劣化を防ぐための覆いになる建物を作り、今まで維持されてきている、とのことでした。
覆いになる「覆堂」は、現在のものは1965年に建設されたもので、金色堂そのものも1962年から68年にかけて解体され修理されているとのこと。長年見てみたかっただけに、やっと見られた、と言う思いがありました。

中尊寺の中をうろうろしつつ、駐車場へと戻ります。息子は全力で走ったり、笑ったり、除雪されて積み上げてあった雪を触ったりして、途中本堂にも寄り、ゆっくりと駐車場へ。再びレンタカーに乗り、気仙沼を目指します。

中尊寺 https://www.chusonji.or.jp/

平泉から気仙沼までは車で1時間ほど。途中、一関市内の道の駅に寄り、スーパーに寄って気仙沼へ。宿に着いた時にはすでに日が暮れていました。
宿の駐車場に車を止め、気仙沼プラザホテルにチェックイン。今回は「部屋はおまかせ」プランにしましたが、子供連れで要望を入れておけば、ある程度の融通は利かせてくれる、とのことで、今回は結構広めの和室を準備して頂きました。

お行儀悪い!

夕食は久々の宿での食事。子連れ旅行だとこの方がありがたい部分もあります。気仙沼の海の幸と言うことで、メカジキのすき焼きを中心にした懐石料理、息子はお子様食と言うことで、どちらかと言うと肉中心。払った宿泊代金以上にゴージャスな夕食になり、満足度の高い宿泊になりました。

食後は温泉につかったり、息子が寝た後に飲んだりしているうちに眠くなり就寝。翌日に備えます。

気仙沼プラザホテル https://www.pkanyo.jp/

どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 2日目)

2日目、波の音が目覚ましになるという贅沢を感じて起床。前日少し余裕がなかったので、あまり行っていない海岸に出てみることに。打田原の海岸は、2月にもかかわらず非常に綺麗で、人もほとんどいないので、夏に是非来てみたいと思わせてくれました。

さて、民泊先を出て、最初に民泊近くにある、奄美一大きなガジュマルの木に向かいます。

私有地に見えなくもない場所でしたが、レンタカーも時々入っていることを考えると問題はなさそうでした。立て看板によると、樹齢400年とかで、ここまでの道もガジュマルの並木になっていて見ごたえあり。元々防風林として植樹されたようです。

その後車でそのまま奄美大島を縦断し、住用のマングローブパークへ。そこで嫁が「カヌーによるマングローブ林ツアー」の表示を発見。聞いてみると、1人2000円ですぐに出発する、とのこと。子供が乗っても問題ない、と言うことで、ツアーに参加することにします。
救命胴衣をつけ、カヌーに乗ったところで、息子は相当怖かったのかギャンギャン泣き出し、カヌーを漕いでいくとついに反り返って泣きわめくことに。嫁があやす役に回らないと危ないので、2人用のカヌーを非力な私一人で操船することになってしまいます。1歳の息子にはちょっと怖かったかな。
マングローブ林の探検は結構面白く、植生を間近で見られたり、生息している生き物の観察ができるので、もう少し成長して、生物に興味を持つようになってから、また連れてこようかな、と言った感じでした。

https://www.mangrovepark.com/

さらに車を南に向けて走らせ、瀬戸内町へ。ここの「せとうち海の駅」の食堂のお刺身がおいしい、とのことで、ランチタイムギリギリに到着し、お造り定食を注文。新鮮なお造りはもちろん、付け合わせのお味噌汁や茶わん蒸しも美味しかったです。

https://www.umi-eki.jp/uminoeki/setouchi.html

さらに車を南に走らせ、マネン崎展望所へ。少し雲行きが怪しくなってきて、海の色はあまりきれいに出なかったのですが、前日と同じくらい晴れていれば、ここの海は綺麗に見えたはずです。

最後に島の一番南のホノホシ海岸へ。海の流れが速いからか、丸くなった石が海岸にたくさんあることが特徴の海岸です。やはり海の流れの問題で、夏場の遊泳は禁止、またホノホシ海岸の石を持って帰ると、不幸が訪れるとのことで、海岸の石は持って帰らないように、との注意書きが書かれていました。

これで奄美大島の観光は終了。民泊先に帰る途中で、スーパーと豆腐屋に寄って夕食を調達。味付けホルモンと、ピーナッツ豆腐をおかずに、2日目も夕食は自炊。スーパーで買った黒糖焼酎を飲みながらゆるりとした二晩めを過ごしました。

どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 1日目)

JALが2017年に始めた「どこかにマイル」と言う制度。通常の国内線で必要なマイル数の半分以下の6000マイル、その代わりJAL側が提示してきた4つの目的地のうちの1か所に行ける、と言うちょっとしたミステリーツアーのような感じの制度です。
大阪発着は2018年からサービス開始になり、実際に行ってみよう、となったのが2019年の正月。大阪伊丹発着、雪の多い東北はパス、などと言う条件で組み合わせをいろいろ提示させていると、「本日の申し込み回数を超えました」と言うエラーが。どうも1日に組み合わせを変えることができる回数は制限があるようです。

翌日気を取り直して組み合わせを出してみると、「鹿児島」「熊本」「奄美大島」「仙台」と言う、ほぼ雪のない組み合わせが出て来たので、これで申し込みをすると、2日後に、行き先が「奄美大島」に決まった、と来ました。おお、奄美なんて出てくるんだ、とびっくり。

さて当日朝、伊丹からJAL2465便、ボーイング737で出発。奄美大島までは2時間弱のフライトで、息子にとっては5回目のフライト。快晴の伊丹を飛び立ち、神戸、四国から宮崎、鹿児島、屋久島を通って奄美大島に着いたのは、午前11時すぎでした。

レンタカーを借りて観光へ。ハートロックと言うハートの形をした干潟に一番最初に向かいます・・・が、息子が寝てしまったので親2人で交代で見に行くことに。幸い天気がよかったので、きれいに見ることができました。

https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/heartrock.html

そうこうしているうちに息子も起きて来たので、車を止めていたそれいゆふぁーむへ。ここは羊や山羊、うさぎなどの草食動物と触れ合えるので、息子にとっては良い刺激になったようです。

http://soleilsmile.com/

その後、奄美大島名物の鶏飯を食べに「ひさ倉」へ。2003年に初めて奄美に来た時に食べて以来でしたが、おいしさは当時のままでした。よく食べる息子はここでもよく食べ、いつもの「足りない泣き」までしていました。

http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

途中でアイスクリームを買い、奄美パークの展望台に行った後、島の北側へと向かいます。土盛海岸で少し海岸をうろうろし、あやまる岬で景色を眺めた後、蒲生崎公園展望台へ。沖縄と比較すると、観光客は少なく、この公園で車を止めていたのは私たち以外に1組だけ。奄美大島北部が綺麗に見渡せるビューポイントでした。

ちょうどこの時期は奄美大島でも桜の時期。もっとも、本土のソメイヨシノではなく、ヒガンザクラなので、色も濃い目で咲き方も違うのですが、一足早く桜を楽しむことができました。

スーパーやコンビニに寄って、2日間滞在する民泊へ。打田原ビーチの近くの丸々貸し切りの民泊にしたのですが、途中からびっくりするくらい道が狭くなり、本当にこんなところにあるのか!?と思っているうちに無事発見。3人で宿泊するにはちょうど良い感じの家でした。

あらかじめ炊飯器があることも分かっていたので、米も持って行き、スーパーで買った刺身と、野菜炒めセットで夕食に。
波の音が聞こえてきて、そして空には満天の星が見える絶好の環境。息子はまだ1歳なので全く覚えていないだろうけど、いつかこの素晴らしさを教えてあげたいな、と思うほどでした。