どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 2日目)

2日目、波の音が目覚ましになるという贅沢を感じて起床。前日少し余裕がなかったので、あまり行っていない海岸に出てみることに。打田原の海岸は、2月にもかかわらず非常に綺麗で、人もほとんどいないので、夏に是非来てみたいと思わせてくれました。

さて、民泊先を出て、最初に民泊近くにある、奄美一大きなガジュマルの木に向かいます。

私有地に見えなくもない場所でしたが、レンタカーも時々入っていることを考えると問題はなさそうでした。立て看板によると、樹齢400年とかで、ここまでの道もガジュマルの並木になっていて見ごたえあり。元々防風林として植樹されたようです。

その後車でそのまま奄美大島を縦断し、住用のマングローブパークへ。そこで嫁が「カヌーによるマングローブ林ツアー」の表示を発見。聞いてみると、1人2000円ですぐに出発する、とのこと。子供が乗っても問題ない、と言うことで、ツアーに参加することにします。
救命胴衣をつけ、カヌーに乗ったところで、息子は相当怖かったのかギャンギャン泣き出し、カヌーを漕いでいくとついに反り返って泣きわめくことに。嫁があやす役に回らないと危ないので、2人用のカヌーを非力な私一人で操船することになってしまいます。1歳の息子にはちょっと怖かったかな。
マングローブ林の探検は結構面白く、植生を間近で見られたり、生息している生き物の観察ができるので、もう少し成長して、生物に興味を持つようになってから、また連れてこようかな、と言った感じでした。

https://www.mangrovepark.com/

さらに車を南に向けて走らせ、瀬戸内町へ。ここの「せとうち海の駅」の食堂のお刺身がおいしい、とのことで、ランチタイムギリギリに到着し、お造り定食を注文。新鮮なお造りはもちろん、付け合わせのお味噌汁や茶わん蒸しも美味しかったです。

https://www.umi-eki.jp/uminoeki/setouchi.html

さらに車を南に走らせ、マネン崎展望所へ。少し雲行きが怪しくなってきて、海の色はあまりきれいに出なかったのですが、前日と同じくらい晴れていれば、ここの海は綺麗に見えたはずです。

最後に島の一番南のホノホシ海岸へ。海の流れが速いからか、丸くなった石が海岸にたくさんあることが特徴の海岸です。やはり海の流れの問題で、夏場の遊泳は禁止、またホノホシ海岸の石を持って帰ると、不幸が訪れるとのことで、海岸の石は持って帰らないように、との注意書きが書かれていました。

これで奄美大島の観光は終了。民泊先に帰る途中で、スーパーと豆腐屋に寄って夕食を調達。味付けホルモンと、ピーナッツ豆腐をおかずに、2日目も夕食は自炊。スーパーで買った黒糖焼酎を飲みながらゆるりとした二晩めを過ごしました。

どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 1日目)

JALが2017年に始めた「どこかにマイル」と言う制度。通常の国内線で必要なマイル数の半分以下の6000マイル、その代わりJAL側が提示してきた4つの目的地のうちの1か所に行ける、と言うちょっとしたミステリーツアーのような感じの制度です。
大阪発着は2018年からサービス開始になり、実際に行ってみよう、となったのが2019年の正月。大阪伊丹発着、雪の多い東北はパス、などと言う条件で組み合わせをいろいろ提示させていると、「本日の申し込み回数を超えました」と言うエラーが。どうも1日に組み合わせを変えることができる回数は制限があるようです。

翌日気を取り直して組み合わせを出してみると、「鹿児島」「熊本」「奄美大島」「仙台」と言う、ほぼ雪のない組み合わせが出て来たので、これで申し込みをすると、2日後に、行き先が「奄美大島」に決まった、と来ました。おお、奄美なんて出てくるんだ、とびっくり。

さて当日朝、伊丹からJAL2465便、ボーイング737で出発。奄美大島までは2時間弱のフライトで、息子にとっては5回目のフライト。快晴の伊丹を飛び立ち、神戸、四国から宮崎、鹿児島、屋久島を通って奄美大島に着いたのは、午前11時すぎでした。

レンタカーを借りて観光へ。ハートロックと言うハートの形をした干潟に一番最初に向かいます・・・が、息子が寝てしまったので親2人で交代で見に行くことに。幸い天気がよかったので、きれいに見ることができました。

https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/heartrock.html

そうこうしているうちに息子も起きて来たので、車を止めていたそれいゆふぁーむへ。ここは羊や山羊、うさぎなどの草食動物と触れ合えるので、息子にとっては良い刺激になったようです。

http://soleilsmile.com/

その後、奄美大島名物の鶏飯を食べに「ひさ倉」へ。2003年に初めて奄美に来た時に食べて以来でしたが、おいしさは当時のままでした。よく食べる息子はここでもよく食べ、いつもの「足りない泣き」までしていました。

http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

途中でアイスクリームを買い、奄美パークの展望台に行った後、島の北側へと向かいます。土盛海岸で少し海岸をうろうろし、あやまる岬で景色を眺めた後、蒲生崎公園展望台へ。沖縄と比較すると、観光客は少なく、この公園で車を止めていたのは私たち以外に1組だけ。奄美大島北部が綺麗に見渡せるビューポイントでした。

ちょうどこの時期は奄美大島でも桜の時期。もっとも、本土のソメイヨシノではなく、ヒガンザクラなので、色も濃い目で咲き方も違うのですが、一足早く桜を楽しむことができました。

スーパーやコンビニに寄って、2日間滞在する民泊へ。打田原ビーチの近くの丸々貸し切りの民泊にしたのですが、途中からびっくりするくらい道が狭くなり、本当にこんなところにあるのか!?と思っているうちに無事発見。3人で宿泊するにはちょうど良い感じの家でした。

あらかじめ炊飯器があることも分かっていたので、米も持って行き、スーパーで買った刺身と、野菜炒めセットで夕食に。
波の音が聞こえてきて、そして空には満天の星が見える絶好の環境。息子はまだ1歳なので全く覚えていないだろうけど、いつかこの素晴らしさを教えてあげたいな、と思うほどでした。

ブログの方向性

昨年、Yahoo!ブログがサービス終了、と言うことで、こちらを開設したのですが、毎年年賀状などで「旅行記書いてないんですか?」とか「近況を報告して欲しい」などの要望をいただいており、このブログで少しそのあたりの要望に応えてみようかと思います。

従来の文体から、もう一つのブログの文体と統一し、もう少し写真も入れた形の旅日記などを書いていこうと思います。
タグや記事の分類など、もう少し細かくさせていただき、従来の日々の徒然的なトピックや、息子についても従来通り書いていこうと思います。

と言うことで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。