息子と2人で仙台とんぼ返り旅行

うちの嫁様は月に1~2回、土曜出勤があり、基本的には息子と二人でスイミングスクールに行き、マクドナルドで昼食を取って、その後適当に夕方まで遊ぶ、と言うスケジュールになります。
一方で、JALが2023年4月まで運航するJALユニバーサルスタジオジェットには、青森旅行の時から乗りたい乗りたいを繰り返しており、何とか乗ることを模索していました。ある日前日の運航調査で、伊丹~仙台~新千歳~仙台~伊丹の運用に入ることを発見。飛行機が新千歳を往復してくる間仙台に滞在するショートトリップを企画、航空券をマイレージで発券して出発することになりました。

1日の日帰りなので、車で空港に行き、駐車場へ。セキュリティチェックを通過してラウンジで出発を待ちます。息子はジュースが無制限にもらえるのでテンションが上がっていました。出発時刻が近づいたのでゲートに向かうと、待望のユニバーサルスタジオジャパンジェットが待っていました。

機内は座席カバーがすべてUSJ仕様になっているくらいで、大きな変化はありません。機内アナウンスで「ユニバーサルスタジオジャパンジェットで運航します」とは入ったものの、それ以外に機内サービスのコップがUSJ柄なのを除けば演出は全くなく、ちょっと拍子抜け。
いつもの「今日もライト」でRW32Rを離陸し、いつもの東北に向かうフライトが通る日本アルプス上空へと向かっていきますが、今日は天気がイマイチで景色は楽しめなさそう。息子は持ってきたタブレットで動画視聴タイムでした。

定刻に仙台に到着。仙台空港アクセス線の電車に乗ろうかと思っていると、仙台市内へのバスがある、と言うことで乗ってみます。運賃は500円で、アクセス線に乗るより安いのですが、時間は少し長い感じでした。

仙台駅に着いて、恒例のお寿司タイム。息子と二人でアラカルトで食べ、まあまあの金額を支払ったのですが、帰宅後に嫁に「私だけ食べてない!」とキレられてしまいました(^_^;)普段結構好き嫌いの出てきた息子は、次々と出てきた寿司を平らげていたので、仙台の寿司は美味しかったようです。

その後は息子待望の新幹線を見に行く時間です。「はやぶさ」と「こまち」が見たい、と言っていて、念願のE5系とE6系の連結しているところも見られたので、テンションマックスまで上がっていました。
その後、「やまびこ」のE5系とE2系も見られて、息子は大満足だったようです。30分ほど新幹線のホームに居ましたが、「もう帰るの?」と聞かれるくらいでした。

帰りは仙台空港アクセス線の電車で空港へ。仙台空港駅にあったガチャガチャをした後、セキュリティチェックを通過してラウンジへ。仙台のラウンジは規模が小さいものの、発着がそれなりにあるおかげで運営してもらえるのはありがたい限りです。

帰りもJALユニバーサルスタジオジェットでしたが、クルーの皆さんは新千歳で交代してきたとのことで、往路と違うCAさんでした。
帰りも天気がイマイチなので、息子は動画視聴タイム。私も機内誌を読んだりして過ごし、帰りはRW32Lに到着。今回は車なのでそのまま空港から帰宅。息子は楽しかったようで、嫁さんに一日の出来事を喜々として報告していました。

雪を求めて青森へ(青森・22.1.22-24、3日目)

最終日は午後のフライトで帰るので、朝だけちょっと散策できることになります。青森市内にあるウィーン菓子のシュトラウスさんに行くことにします。ところが息子は雪で遊びたくて仕方がない様子。仕方がないので私が単独でシュトラウスさんに行ってケーキを買ってくることにします。


隣にさくら野百貨店があるので、食品コーナーを覗き、弘前産のリンゴを購入して嫁に連絡すると、ホテルの近くからほぼ動いていないことが判明。何をしていたか聞くと、息子がずっと雪遊びがしたくて、雪を触っては動かなくなり、雪で遊んでは動かなくなるを繰り返していたようです。

もう一つ、今日行っておきたかったのが横山商店さん。年配の女性がやっている昔ながらの惣菜店と言った感じで、焼きおにぎりとおでんが有名になっています。今回はホテルの朝食直後と言うことで、持ち帰りでの購入。焼きおにぎりとおでんは後ほど食べてみましたが、冷める前に食べれば良かった、と思えるほどの美味しさでした。

さて、短かった青森滞在もこれで終了。飛行機への接続バスの時間が悪いので、青森駅を11時前のバスに乗らないといけません。荷物をまとめて空港へと向かいます。

青森からの帰路はJL2154便、これで帰ると夕方までには自宅に到着できます。搭乗が始まって機内に入ると、なんと往路でご一緒した乗務員の皆さんが乗っていました。なかなか珍しいのですが、逆に乗務員の方も、こういうパターンで遭遇するのは珍しいそう。

青森空港を出発し、往路と同じく日本海側を西に進み、日本アルプス上空を南下するコース。往路以上に天気は良く、山々がきれいに見える絶景フライトでした。

伊丹空港到着後、車で帰宅。その後息子に何度となく「お父さん、青森行きたい」と言われたので、よほど青森は楽しかったようです。冬の雪国の旅もなかなか楽しくて良かったです。

↓↓↓↓↓前の記事はこちら↓↓↓↓↓

雪を求めて青森へ(青森・22.1.22-24、2日目)

雪を求めて青森へ(青森・22.1.22-24、2日目)

起床すると快晴。天気予報を確認すると、八甲田山方面の天気は午前中持ちそう。それだったら八甲田山に行こう、ということになり、酸ヶ湯温泉行きのバス、「みずうみ号」に乗って出かけることにします。

みずうみ号に乗る人は結構多いようで、席はあらかた埋まっていました。青森市内を抜け、前日雪遊びをしたモヤヒルズを過ぎ、山へと入って行きます。JRの観光バスルートとしても機能しているようで、八甲田山雪中行軍の話など、いろいろなアナウンスを聞きつつ八甲田ロープウェーの山麓駅でバスを降ります。一緒に乗ってきた人の半数以上が下車するようでした。山麓駅は晴れていて、ほぼ天気予報通り。午後は雪予報だったのでこれで良さそう。

ロープウェーに乗ろうと駅に行ってみるとびっくり。なんとロープウェーは長蛇の列。一体いつ乗れるのか、と思うくらいの人が並んでいました。往復の乗車券を購入して列に並びます。大半の人がスキーやスノーボードを持っていて、どうも八甲田国際スキー場のコースにもなっているようです。

30分ほど並んでようやくロープウェーに乗ることができましたが、外の景色を楽しむこともできないくらいの混雑ぶり。山頂まで数分で到着です。山麓と比較すると気温もぐっと低く、全体的にガスが出ている感じ。とりあえず外に出られる格好で、スノーモンスターと呼ばれる樹氷を見に行くことにします。

ロープウェーの駅から出たところがすでにスキー場で、スキーやスノーボードの方はそこから滑って降りていかれています。私たちは展望台からなんとか見えている青森市街などを眺め、30分ほどの滞在で再びロープウェーへ。帰りは私達と同じ観光客と思しき数組を乗せて下山。ゆっくりと景色を楽しむ余裕がありました。

午前中のみずうみ号で青森駅に戻ってこれたので、昼食が青森市内になります。ホテルに帰ったついでに、ホテルのビルに入っているラーメン店で昼食。こちらは煮干しを使った醤油ラーメンで、ラーメンの街青森らしく、種類も多彩です。

冬の青森なのでねぶた祭りは楽しめない、と言う訳ではなく、青森駅に隣接するねぶた祭りの博物館、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。ねぶた祭りの歴史から始まり、PCを使った面の作成コーナーなどもあります。息子はそこでシュールな面を描いていました。
そして圧巻だったのは大型のねぶたが複数見られるように展示してあること。映像と共に熱気が伝わってくるようで、実際に見に来てみたいな、と思わせるものがありました。

まだ少し時間があるので、このまま弘前へと足を伸ばしてみます。青森駅から弘前行きの普通列車に乗ります。かつては青函連絡船への乗り換えで栄えた駅も、今や特急列車は秋田方面からの「つがる」だけ。これから乗る普通列車は、五能線で使われているGV-E400系の2両編成でした。
電気式のディーゼルカーと聞いていたので、エンジン音よりモーター音かと思ったら、完全にディーゼルカーで、激しいエンジン音を轟かせ、弘前へと向かうことになりました。途中で雪がちらつき始め、弘前に着いたときには完全に雪になっていました。

弘前城の堀のところで、桜の木にピンクの照明を当てる「冬に咲くさくらライトアップ」をしているとのことで行ってみます。残念ながらあまり枝に雪が着雪しておらず、雰囲気としてはちょっと拍子抜け。
弘前駅に戻ろうと思いましたが、あまりに雪が降ってきたので、さすがに歩くのは無理。タクシー会社に電話すると、2社目で無事に繋がり、1台配車してもらいます。駅前のイトーヨーカドーまで行き、そこでちょっと買い物を済ませ、青森へと戻ることにします。

青森に戻って、宿に戻る途中の居酒屋で夕食。うちの近くの居酒屋で飲むのと同じ金額でこのクオリティ、大満足でした。

↓↓↓↓↓前の記事はこちら↓↓↓↓↓

雪を求めて青森へ(青森・22.1.22-24、1日目)

雪を求めて青森へ(青森・22.1.22-24、1日目)

松山へのどこかにマイルの旅から帰ってきて数日後。SNSを見ていると、「JALが青森行き2000円台から」という内容の記事が流れて来ました。どうも北東北と北海道の縄文遺跡群が世界遺産に登録されたことを記念して、特別運賃の設定に至ったようです。さすがに2000円台は札幌丘珠~三沢などの限られた路線のみでしたが、大阪伊丹~青森が往復1万円を切る運賃設定になっていました。以前から「雪遊びに行きたい」と言っていた息子、近くの人工雪のところに連れて行くより、確実に天然の雪が多い青森は良い選択肢になりそうだったので、2ヶ月先の1月にターゲットを絞り、伊丹~青森の往復を決済。3人で27000円ほど、うち15000円分は溜まったマイルをeJALポイントに引き換えて支払ったので、持出しになったのは12000円ほどでした。

12月くらいから、今シーズンは寒い冬になるらしい、との予報が流れ、青森の雪がかなり積もっていることも報じられました。一方で新型コロナウイルスはオミクロン株の感染拡大が懸念されるようになり、実際に行く頃になると、すでに一部の都道府県にまん延等防止措置が発令されるレベルになってしまいました。
一方で、航空会社の減便もなく、また航空券の払い戻しも電話して聞いてみると「全額手数料を頂きます」とのこと。計算してみるとマイルを引き換えたeJALポイント分がなくなりそうでしたが、一方で以前から感染対策さえきちんとすれば何とかなるのも事実です。今回は、そういった事情も踏まえて、決行することにしました。

往路は7時55分発のフライト。車で空港に行き、嫁と息子は先に下ろして、私自身は近くの時間貸し駐車場へと車を置きに行きます。サクララウンジで出発まで過ごし、22番ゲートから青森行きJL2151便に搭乗します。我が家の家族旅行、最近はずっとエンブラエル170の飛ぶ行き先(花巻、松山)が続いたので、190に乗るのは久しぶりです。

北東北に向かうフライトなので、京都から名古屋あたりまで飛んだところで北上。日本アルプスの上空を抜けて日本海側へと抜けるルートを取ります。数年前に秋田に通っていた頃によく飛んだルートです。晴天だったので非常に綺麗に日本アルプスを望むことができました。

青森が近づき降下が始まります。一度青森市街を抜けて津軽海峡まで出て、最終進入するようですが、青森市街や津軽海峡は晴れていたのに、青森空港周辺は雪。息子は一面の雪が積もった景色を見て早くもテンションが上っているのが分かります。

青森空港に到着し、荷物を引き取って外に出ると、外は雪がしんしんと降っています。息子は早速雪遊びがしたいらしく、道路に飛び出しそうになってしまい、いきなり雷を落とされることになります。
今回は車を借りていないので、ここからは公共交通機関を使います。JRバス東北の空港連絡バスで青森駅へと向かいます。乗っている時間は30分ほどで、青森駅の1つ手前の新町バス停でバスを降り、宿へと歩いていきます。息子は途中で雪かきされて積み上げられている雪を触りまくり、遊びまくるので、全く前に進みません。ついに嫁に叱られて、雪遊びをその場では諦めてくれました。

宿はチェックイン時間になっていないので、荷物だけ預かってもらい、そのままでかけます。まずは昼食を食べに行くことになりますが、青森は知る人ぞ知るラーメン王国。ホテルの近くで牛乳カレーラーメンを食べることにします。青森のB級グルメとしても有名なこのラーメンですが、食べてみると非常に美味しいのです。牛乳とカレー、意外に合う。

その後、青森駅からバスに乗って、モヤヒルズへと向かいます。JRバス東北に乗ったら、バスはE5系と同じ色の車両でした。当時は新幹線に全く興味のなかった息子ですが、今見たら発狂するくらい喜んだ可能性があります。
ここは八甲田山麓に作られた小さなスキー場ですが、雪遊びしたくて仕方がなかった息子をまず遊ばせる場所としてここをセレクト。30分ほどでスキー場前のバス停に到着です。


着替えてソリを借り、ソリ専用ゲレンデへ。大人はスキーをしたくなりますが、さすがに息子にはまだ無理なので、一緒にそり遊びです。よほど楽しかったのか何回も何回も滑り降りて来たので、これだけでも十分価値がありました。

途中で休憩したりして夕方まで過ごし、帰りは青森市営バスで青森駅方面へ。降りる時にバス代を払おうとすると、「バスカードを使ってもらうと100円安くなりますから」と運転士さん。1000円のカードに100円のおまけがついているそう。まさに顧客目線、素晴らしい対応でした。

この日は夜、寿司を食べに行く予定にしていたので、予約してあった三九寿司へ。お刺身、巻きずし、握りなどを注文し、日本酒でちびちび。そして結構食べているのにかなり安いという、コストパフォーマンスの高い夕食になったのでした。

京都鉄道博物館でナイトミュージアム(21.12.11)

京都鉄道博物館のナイトミュージアムは、博物館主催だったり、個人の方が主催だったりして、時折開催されていました。基本的には17時以降も開館し、夜の博物館の雰囲気を楽しんでもらう、と言う意向です。
先日、キヤノンマーケティングジャパンさんが主催するナイトミュージアムに参加する権利が当選し、午後から京都散策も兼ねて、家族で出かけることにしました。

午前中はスイミングに行った息子、昼ご飯を食べて、車で京都へ。まずは帷子ノ辻まで行き、そこで車を止めました。お目当ては、息子が普段親しんでいる「しましまとらのしまじろう」が描かれた電車です。ところが帷子ノ辻の駅員さんに聞くと、「今日は運転していない」とのこと。土日は優先して走らせるかと思っていたのですが、特別扱いせずに運転しているようです。
走ってないなら仕方がない、と息子に「しまじろう電車走ってないけど、電車乗りたい?」と聞くと、「乗りたい」と言うので、北野白梅町まで往復することにします。普段はあまり電車には興味なさそうですが、こういうときは楽しいようです。

北野白梅町で降りて、北野天満宮だけ参拝しよう、ということになり、歩いていく途中、粟餅所澤屋さんに寄ってみます。いつも混んでいてなかなか食べられないのですが、タイミングよく入店できたので、粟餅を食べて行くことにします。

澤屋
https://retty.me/area/PRE26/ARE660/SUB11001/100000059544/


そのまま北野天満宮に参拝。境内はまだ紅葉も少しだけ楽しめる状態。尤も、紅葉時期のみオープンのもみじ苑は閉まっており、本殿だけ参拝するだけになりました。一方で、撫牛はすべて抗菌加工がなされ、周辺にアルコール消毒液が置いてある徹底ぶり。コロナ禍ならではの光景になっています。
帰り際、今年受験生の甥っ子のために、祈祷済みの梅干しを購入。これを食べて受験を乗り切ってくれれば良いのですが・・・

北野天満宮を出たところにポルトガル菓子の「カステラ・ド・パウロ」さんがあることは以前から知っていたのですが、今回少し時間があることと、以前より並んでいないので、寄ってみることにします。私の中のポルトガル菓子=マカオのエッグタルトですが、一方でカステラや様々な焼菓子、プリンなどもあっておいしそう。エッグタルトは残念ながら売り切れだったのですが、他にいくつかのお菓子を購入し、再び嵐電に乗って帷子ノ辻へと戻ります。


カステラ・ド・パウロ
https://castelladopaulo.com/


帷子ノ辻からは車を走らせ、鉄道博物館脇のパーキングに車を止めます。すでに17時00分の受付開始時刻は過ぎていますが、17時までの来館者がまだ出ていないのでしょう、列ができています。我が家はのんびりと準備して博物館へと向かうと、すでに列の大半は館内に吸い込まれたようで、すんなりと入場できました。

今回はキヤノンマーケティングさん主催、ということで、我が家のカメラとは別に、カメラを貸してもらえるようです。フルサイズのミラーレスもラインアップされているのですが、嫁が使える機種ということで、EOS RPを借りてみます。私自身はR5と5D Mark IVを持ってきたので、ほぼ無敵です。

入館してしばらくはあちこち見ていたのですが、蒸気機関車の汽笛が嫌いな息子、蒸気機関車ゾーンにだけは行きたくないようで、ここで別行動することにしました。ちょうど扇形機関庫の周りで転車台の回転イベントが始まったようですので、私はそちらへと向かいます。

今日は8620型8630号機が転車台に乗っていました。九州で1両動態保存されていますが、こちらはすでに車籍がなくなっているそうです。ただ、京都鉄道博物館で動態保存されているので、ここで動く姿を見ることができます。1914年製造の御年107歳の蒸気機関車とは思えない迫力があります。

息子と嫁はトレインシミュレーターができる、ということでやってみたようですが、4歳の息子には難しすぎたようで、嫁もマスコンとブレーキのハンドル操作が全くわからずお手上げだったようです。

その後は息子と模型を実車に近い感覚で走らせることができるコーナーへ。ここで私が後ろで息子と一緒にマスコンとブレーキを操作して電車を走らせてみます。息子からすると、後ろから父親に操作されるのは面白くないようですが、勝手にやるとエラーが出て機械に怒られるのも嫌なので、仕方がなく私の言いなりになるしかない、と思っていたようです。

キヤノンの製品体験コーナーがあったので、新しく発売になったEOS R3を体験したりします。EOS R3はほぼプロ用ということもあってバッテリーグリップ一体型で、普段バッテリーグリップを使わない私には重すぎるものの、視線入力AFなど、新しい機能はいろいろついているようでした。
そして、RFレンズの手ブレ補正の問題点について聞いてみると、「仕様」で「ファームウェアを更新すると若干は改善」とのこと。流し撮りをしようと思ったら、当面はEFレンズを使うしかない、ということになるようでした。

そうこうするうちに2時間が過ぎ、閉館時間を迎えます。帰り際にキヤノンの方からパンフレットをもらってエントランス側から退館。
その後、梅小路公園の向かいの拳ラーメンさんで夕食。京鴨とのどぐろ煮干しそばを頂きましたが、絶品でした。ミシュラン京都に掲載されているとのことで、納得のお味でした。

拳ラーメン
https://retty.me/area/PRE26/ARE658/SUB11101/100000021841/

帰りも名神高速を通って1時間ほど。久しぶりに家族で京都を楽しむ半日トリップになりました。

どこかにマイルで旅に出る(愛媛・21.10.30-31、2日目)

ホテルで朝食を済ませた後、2日目は息子のアトラクションとして、愛媛県立とべ動物園へと向かいます。この動物園、我が家の近隣の動物園などでよく名前を見ることが多かったのですが、四国では最大規模、そして普段はなかなか見られない動物がみられたり、給餌ができたりするので、動物大好きな息子にはたまらないだろうな、と思ったことがあります。

とべ動物園は日曜日ということで結構混雑しており、動物園から結構遠い駐車場に車を入れることになります。ただ、駐車場から動物園までは無料のシャトルバスが出ており、乗客が適当に集まると発車する、というシステムになっているようです。私達が乗ったのはライオンの形のバス。歩けない距離ではないので、バスに乗っているのはほんの数分です。

まずはアシカに給餌できる、ということで300円を払って魚を買い、アシカの檻に入れるとアシカがそれを食べる、というシステムになっています。と言って無制限ではなく、1日何度か係の方が入れてくれるタイミングが合わないと、給餌はできない、という訳です。
たまたまタイミングよく係の方がやってきて、300円を払うと、ザルの上にアジが数匹。息子は大喜びでアシカに餌をやっていました。

その後、我が家の近くの動物園にはいないアフリカゾウを見ながら動物園の一番奥へ。ちょうどオランウータンのイベントがある、ということで見ていると、なぜかスーパーのカゴをかぶったオランウータンがやってきました。これを見た息子はテンションが上って大喜び。その後自宅で洗濯カゴをかぶって真似をするほどでした。

とべ動物園の後はえひめこどもの城へ。ここで嫁がボートに乗りたい、ということで、ボート乗り場に行きます。新型コロナ沈静化で、訪問者が大幅に増えたようです。ボートはすべて出払っており、列に並んで空くのを待ちます。30分500円とのことで、料金を払うと、スワン型のボートに案内されました。
2019年の「どこかにマイル」で奄美に行った時には、カヌーで大泣きしていた息子、今回は大喜びで、船の上でゴソゴソして、私に「おとなしくしないと池に落ちるよ!」と叱られるまでに成長していました。

船を降りた後は、売店でレインボーのかき氷を購入。これを食べ終わった頃には午後3時半。そろそろ空港に向かって動き出さないといけません。松山市内を走っていると、嫁が「近くのパン屋に寄れたら寄ってほしい」とリクエスト。次の交差点を左に曲がればあるようなので、そこでパンを購入。

空港に戻る途中、空自の基地のアラートハンガーのようなものを見つけたので、ちょっとよってみることにします。近くに行ってみると、掩体壕と呼ばれる、戦時中に敵の目から飛行機を隠すための、まさにハンガーとして使用された建造物だったようです。戦後取り壊されたものが多い中、松山空港近くには3つの掩体壕が残っている、と説明にかかれていました。

その後、レンタカーのガソリンを満タンにし、レンタカー屋の近くのスーパーで刺身用の魚と、おでんに使う練り物セットを購入。レンタカーを返して松山空港へと向かいます。

松山空港で晩ごはんを、と思っていたのですが、空港の中のレストランはどこも満員。さらに時間もありません。仕方がないので、空港の中のコンビニで軽食を買い、夕食をそれで済ませることになってしまいました。

松山から大阪へは夕方のJL2310便に搭乗。復路も同じく40分ほどの短いフライトで、あっという間に伊丹空港の最終進入へ。1泊2日の短い旅行でしたが、結構充実の旅になりました。

↓ ↓ ↓ 1日目の記事はこちら ↓ ↓ ↓

1日目はこちら

どこかにマイルで旅に出る(愛媛・21.10.30-31、1日目)

前回の「どこかにマイルで旅に」出たのは昨年2020年2月でした。この時はコロナ禍にはまだなっておらず、その1ヶ月後くらいから感染者が次々出てきて、旅行に行く雰囲気ではどんどんなくなって行ってしまいました。
もっとも、私自身は仕事やら撮影やらで上京する機会はその後もありましたので、飛行機自体には乗っていたのですが、息子に関しては実に1年半ぶりの飛行機、と言うことになりました。
今回は仙台、新潟、福岡、松山の4都市からのチョイスになりました。個人的には新潟がいいなぁ、と思っていたのですが、通知が来ると「松山に決まりました!」と出てきました。松山は調べてみると2007年から行っていないので、実に14年ぶりに行くことになります。フライトスケジュールは朝7時10分発で帰りが18時55分発、ほぼ丸2日松山を満喫できるスケジュールなので、いろいろと日程と行先を吟味し、当日を迎えます。

息子はさっさと一人でタラップを上っていきます

伊丹空港までは今回は車で向かい、JL2301便で松山へと向かいます。久しぶりのタラップ搭乗でしたが、息子は親を置いてさっさとタラップを駆け上がって行きました(^_^;)
40分ほどの空の旅で、ドリンクサービスなどは全くなし。キャンディと息子のおもちゃはもらえました。正直、車で4時間で着く距離を飛行機に乗っている訳ですから、飛行機の速さを実感できたとも言えます。

松山に到着し、レンタカーのピックアップを済ませます。今回は日産マーチが旅のお供になりました。まずは伊予市方向に車を走らせます。最初の目的地としたのは、予讃線の下灘駅です。本来であれば、松山から列車に乗ってのんびり行きたいところなのですが、息子に2時間列車に揺られるのはさすがに無理。今回は車に乗って、空港から駅に向かいます。
この駅は駅舎からホーム側を撮ると、下を通る国道が見えないので、海岸線に駅があるような写真が撮影できることでも有名です。日没の時間帯が有名ですが、私自身は日没よりも瀬戸内海の島々が写る日中の方が良いのでは、と思っています。晩秋が近づいている時期だけに、駅の観光客もまばらで、結構バイクでツーリング途上に寄っている人が多いようでした。

滞在中、上りの松山行き普通列車が到着しましたが、この駅で降りる人はなく、乗っていったのもマニアと思しき男性が一人だけ。私たちも含め、観光客は車で来るようですが、日中だけでもJR四国は人を配置して入場券分の金額を回収する方がいいのでは、と余計なことながら思ってしまいました。

下灘駅からは近くのしもなだ運動公園へ行き、そこにある夕焼けぴちぴち市へ。まだお昼ご飯の時間にならないので、揚げたてのじゃこ天を食べることにしましたが、これが実においしいのです。普段、関西で生活していると、愛媛の会社が作るじゃこ天を購入することができますが、薄手なのに加えて、冷蔵で運ばれてくるので、食感も良くありません。そういう意味でも、わざわざここまで来る価値があった、と思える物がありました。

ここからはさらに車を西に走らせ、旧長浜町エリアへと向かいます。長浜大橋に向かおうと車を走らせると、嫁がスーパーに寄って欲しい、とのことで、ちょうど商店街の隅にあったスーパーに寄ることにします。

「ンョ゛ハー ゛」(^_^;)


スーパーの正面を見て、「なんかこのスーパー、見覚えがあるな」と思いました。嫁も「このスーパー見覚えがある」と言います。もちろん、二人ともここには来たことがありません。その直後、「あ、これツイッターで流れてきた奴だ!」と気がつきました。
ショッパーズ長浜店は、数年前に看板を掛け替えているのですが、それまで看板が「ンョ゛ハー ゛」となって店の名前がきちんと表示されていないと言うことが話題になり、全国的にも有名になったのでした。


お茶とまんじゅうを購入して、長浜大橋へ。日本最古の跳ね上げ式の可動橋だそうですが、橋の半分が工事中、しかも昨年秋から可動部分は故障中、とのことでした。橋の近くで船を陸に揚げるためのレールがありましたが、まるで廃線が海に没しているようにも見える光景が印象的でした。

嫁は鯛めしを賞味

車を少し南に走らせると、大洲市の市街に入ります。ここでランチタイム。にし川と言うレストランに入り、ここで息子はお子様ランチ、嫁は鯛めし、私は牛タン定食を食べることにします。鯛の鮮度も抜群、牛タンは想像していたよりもずっと美味しかったのは想定外でした。

ここで嫁と息子は別行動。伊予大洲駅から特急「宇和海」で運転されているアンパンマン列車に乗ってもらいます。車をここにおいていく訳にいかないので、私はここから松山駅まで、高速道路経由で向かうことになります。
列車の発車まで見送り、再びレンタカーに乗車。あとはひたすら松山を目指しますが、JRの特急が30分ほどで走り抜ける距離を、車で走ると1時間ほどかかります。地方に行くと車よりJR在来線の特急が遅い、なんてことはよくありますが、JR四国の振り子式ディーゼルカーは、かなり速かったようで、息子がびびっていたようです。

松山駅で合流し、私は元来た道を戻りつつ今度は株式会社母恵夢さんがやっている母恵夢スイーツパークへ。松山を出て東温市にある施設ですが、母恵夢さんの工場見学と、出来立てのお菓子が食べられること、足湯のサービスがあるとのこと。

お菓子大好きな息子はここでテンションが上がりまくり、ソフトクリームにお菓子にポンジュースに、いろいろなものを食べさせてもらって大満足の様子。大人はお土産になりそうなものを購入して、1時間ほどの滞在になりました。

母恵夢スイーツパーク
https://www.poeme.co.jp/sweetspark/

母恵夢スイーツパークから宿まではすぐ。今回は東温市の「見奈良天然温泉 利楽」さんにお世話になることにします。チェックインを済ませて近くの産直でミカンや野菜などを購入し、温泉宿ということで、一度温泉に入りに行きます。スーパー銭湯に併設された温泉ホテル、といった風情で、お風呂の設備は充実。息子はあまりにキラキラしたお風呂(=スーパー銭湯)で、終始テンション高めでした。

見奈良天然温泉 利楽
https://www.spa-riraku.com/

1泊2食付きプランの夕食を食べに行きます。今回は愛媛の素材を使ったフレンチのコース、息子は再びお子様ランチを食べることになります。真鯛の包み焼きとお肉が絶品でした。

どこかにマイルで旅に出る(岩手&宮城・20.2.1-2 1日目)

昨年(2019年)は奄美大島に行った「どこかにマイル」、2020年も行ってみようということで、2月の最初の週末に、今回は土日だけで行くプランにして、旅に出ることにしました。この旅行に行った頃は、まだコロナ禍になっておらず、自由に旅行ができた最後のタイミングだったと思います。


今回は「息子に雪遊びをさせる」と言うことで計画したのですが、どこも暖冬で雪がない、と言う状態。それなら確率論で雪が降りそうなところばかりの組み合わせにしよう、と思ってチャレンジしていると、4つ全部北日本と言う組み合わせはどうも出てこない、と言うことが分かりました。

2日ほどやって、青森、秋田、花巻、鹿児島と出てきたので、青森か秋田が来る可能性が高いだろう、と思って申し込み。2日後に出てきた行き先は・・・

「花巻」

一番想定していなかった行き先が出て来てしまいました。
岩手に顧客企業が何社かあるので、花巻自体は仕事で何度か降りたことがある空港ですが、プライベートでは初。とりあえず岩手で行ってみたいところ、と言うことで探してみると、「中尊寺金色堂」が出てきました。私の両親が2007年から14年まで7年間仙台に住んでいたのですが、中尊寺は行く機会がなかったところ。とりあえずここは組み込みします。
次に、嫁から「おいしい魚の食べられるところ」と言う要望が。そうなると三陸に抜けるしかないのですが、中尊寺から三陸に抜けると、一番近いのは気仙沼か陸前高田あたり。宿の検索などをしていると、岩手サファリパークなんて息子向けの施設も発見。これを全部上手く回すには、

花巻空港→中尊寺→気仙沼(泊)→岩手サファリパーク→花巻空港とすれば、1泊2日の東北旅行としては、なかなか充実になるのではないか、と言うことで確定。宿とレンタカーを確保しました。

さて当日。朝10時25分発のJL2183便で伊丹空港を出発。J-Airのエンブラエル170なので、モニタもなにもありません。1時間ちょっとのフライトタイム、飛行機に乗っていることは理解している息子、それでもゴソゴソするので、結局フライト中はずっとミニオンの映画を見ていました。ミニオンジェットだったらテンション上がったんだろうけど(^_^;)

花巻空港には定刻の11時45分に到着。レンタカーをピックアップし、空港近辺で探しておいたランチの取れるところ、と言うことで、空港近くの「まっさん」へ。ランチタイムはお手頃価格の定食メニューが中心で、角煮定食とラーメンとそぼろ丼の定食に。角煮は白金豚を使っているとのことで、非常に美味。偏食の始まった息子もパクパク食べまくっていたので、かなりおいしかったようです。

まっさん https://retty.me/area/PRE03/ARE293/SUB36402/100001331025/

食後はレンタカーで一路平泉へ。高速道路を使えば1時間ほどで到着です。平泉インターで東北道を降り、しばらく走ると中尊寺の駐車場に到着。ここからは徒歩で中尊寺を目指します。結構な坂道に加え、息子はお昼寝タイムでベビーカーの上。ベビーカーを押しながら参道を上がっていきます。

覆堂の様子。内部は撮影禁止。


金色堂の手前まで上がったところで息子が目覚め、金色堂の中を見学します。中は撮影禁止とのことですが、奥州藤原氏の初代清衡公によって上棟されたもの、とのこと。1124年建立とのことですが、当然木造建築なので、劣化を防ぐための覆いになる建物を作り、今まで維持されてきている、とのことでした。
覆いになる「覆堂」は、現在のものは1965年に建設されたもので、金色堂そのものも1962年から68年にかけて解体され修理されているとのこと。長年見てみたかっただけに、やっと見られた、と言う思いがありました。

中尊寺の中をうろうろしつつ、駐車場へと戻ります。息子は全力で走ったり、笑ったり、除雪されて積み上げてあった雪を触ったりして、途中本堂にも寄り、ゆっくりと駐車場へ。再びレンタカーに乗り、気仙沼を目指します。

中尊寺 https://www.chusonji.or.jp/

平泉から気仙沼までは車で1時間ほど。途中、一関市内の道の駅に寄り、スーパーに寄って気仙沼へ。宿に着いた時にはすでに日が暮れていました。
宿の駐車場に車を止め、気仙沼プラザホテルにチェックイン。今回は「部屋はおまかせ」プランにしましたが、子供連れで要望を入れておけば、ある程度の融通は利かせてくれる、とのことで、今回は結構広めの和室を準備して頂きました。

お行儀悪い!

夕食は久々の宿での食事。子連れ旅行だとこの方がありがたい部分もあります。気仙沼の海の幸と言うことで、メカジキのすき焼きを中心にした懐石料理、息子はお子様食と言うことで、どちらかと言うと肉中心。払った宿泊代金以上にゴージャスな夕食になり、満足度の高い宿泊になりました。

食後は温泉につかったり、息子が寝た後に飲んだりしているうちに眠くなり就寝。翌日に備えます。

気仙沼プラザホテル https://www.pkanyo.jp/

どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 2日目)

2日目、波の音が目覚ましになるという贅沢を感じて起床。前日少し余裕がなかったので、あまり行っていない海岸に出てみることに。打田原の海岸は、2月にもかかわらず非常に綺麗で、人もほとんどいないので、夏に是非来てみたいと思わせてくれました。

さて、民泊先を出て、最初に民泊近くにある、奄美一大きなガジュマルの木に向かいます。

私有地に見えなくもない場所でしたが、レンタカーも時々入っていることを考えると問題はなさそうでした。立て看板によると、樹齢400年とかで、ここまでの道もガジュマルの並木になっていて見ごたえあり。元々防風林として植樹されたようです。

その後車でそのまま奄美大島を縦断し、住用のマングローブパークへ。そこで嫁が「カヌーによるマングローブ林ツアー」の表示を発見。聞いてみると、1人2000円ですぐに出発する、とのこと。子供が乗っても問題ない、と言うことで、ツアーに参加することにします。
救命胴衣をつけ、カヌーに乗ったところで、息子は相当怖かったのかギャンギャン泣き出し、カヌーを漕いでいくとついに反り返って泣きわめくことに。嫁があやす役に回らないと危ないので、2人用のカヌーを非力な私一人で操船することになってしまいます。1歳の息子にはちょっと怖かったかな。
マングローブ林の探検は結構面白く、植生を間近で見られたり、生息している生き物の観察ができるので、もう少し成長して、生物に興味を持つようになってから、また連れてこようかな、と言った感じでした。

https://www.mangrovepark.com/

さらに車を南に向けて走らせ、瀬戸内町へ。ここの「せとうち海の駅」の食堂のお刺身がおいしい、とのことで、ランチタイムギリギリに到着し、お造り定食を注文。新鮮なお造りはもちろん、付け合わせのお味噌汁や茶わん蒸しも美味しかったです。

https://www.umi-eki.jp/uminoeki/setouchi.html

さらに車を南に走らせ、マネン崎展望所へ。少し雲行きが怪しくなってきて、海の色はあまりきれいに出なかったのですが、前日と同じくらい晴れていれば、ここの海は綺麗に見えたはずです。

最後に島の一番南のホノホシ海岸へ。海の流れが速いからか、丸くなった石が海岸にたくさんあることが特徴の海岸です。やはり海の流れの問題で、夏場の遊泳は禁止、またホノホシ海岸の石を持って帰ると、不幸が訪れるとのことで、海岸の石は持って帰らないように、との注意書きが書かれていました。

これで奄美大島の観光は終了。民泊先に帰る途中で、スーパーと豆腐屋に寄って夕食を調達。味付けホルモンと、ピーナッツ豆腐をおかずに、2日目も夕食は自炊。スーパーで買った黒糖焼酎を飲みながらゆるりとした二晩めを過ごしました。

どこかにマイルで旅に出る(奄美大島・19.2 1日目)

JALが2017年に始めた「どこかにマイル」と言う制度。通常の国内線で必要なマイル数の半分以下の6000マイル、その代わりJAL側が提示してきた4つの目的地のうちの1か所に行ける、と言うちょっとしたミステリーツアーのような感じの制度です。
大阪発着は2018年からサービス開始になり、実際に行ってみよう、となったのが2019年の正月。大阪伊丹発着、雪の多い東北はパス、などと言う条件で組み合わせをいろいろ提示させていると、「本日の申し込み回数を超えました」と言うエラーが。どうも1日に組み合わせを変えることができる回数は制限があるようです。

翌日気を取り直して組み合わせを出してみると、「鹿児島」「熊本」「奄美大島」「仙台」と言う、ほぼ雪のない組み合わせが出て来たので、これで申し込みをすると、2日後に、行き先が「奄美大島」に決まった、と来ました。おお、奄美なんて出てくるんだ、とびっくり。

さて当日朝、伊丹からJAL2465便、ボーイング737で出発。奄美大島までは2時間弱のフライトで、息子にとっては5回目のフライト。快晴の伊丹を飛び立ち、神戸、四国から宮崎、鹿児島、屋久島を通って奄美大島に着いたのは、午前11時すぎでした。

レンタカーを借りて観光へ。ハートロックと言うハートの形をした干潟に一番最初に向かいます・・・が、息子が寝てしまったので親2人で交代で見に行くことに。幸い天気がよかったので、きれいに見ることができました。

https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/heartrock.html

そうこうしているうちに息子も起きて来たので、車を止めていたそれいゆふぁーむへ。ここは羊や山羊、うさぎなどの草食動物と触れ合えるので、息子にとっては良い刺激になったようです。

http://soleilsmile.com/

その後、奄美大島名物の鶏飯を食べに「ひさ倉」へ。2003年に初めて奄美に来た時に食べて以来でしたが、おいしさは当時のままでした。よく食べる息子はここでもよく食べ、いつもの「足りない泣き」までしていました。

http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

途中でアイスクリームを買い、奄美パークの展望台に行った後、島の北側へと向かいます。土盛海岸で少し海岸をうろうろし、あやまる岬で景色を眺めた後、蒲生崎公園展望台へ。沖縄と比較すると、観光客は少なく、この公園で車を止めていたのは私たち以外に1組だけ。奄美大島北部が綺麗に見渡せるビューポイントでした。

ちょうどこの時期は奄美大島でも桜の時期。もっとも、本土のソメイヨシノではなく、ヒガンザクラなので、色も濃い目で咲き方も違うのですが、一足早く桜を楽しむことができました。

スーパーやコンビニに寄って、2日間滞在する民泊へ。打田原ビーチの近くの丸々貸し切りの民泊にしたのですが、途中からびっくりするくらい道が狭くなり、本当にこんなところにあるのか!?と思っているうちに無事発見。3人で宿泊するにはちょうど良い感じの家でした。

あらかじめ炊飯器があることも分かっていたので、米も持って行き、スーパーで買った刺身と、野菜炒めセットで夕食に。
波の音が聞こえてきて、そして空には満天の星が見える絶好の環境。息子はまだ1歳なので全く覚えていないだろうけど、いつかこの素晴らしさを教えてあげたいな、と思うほどでした。