古着と臭いの問題

私自身は古着に全く抵抗がないので、時折古着を売っている店などに行き、自分で着られそうなものを買って帰ることは多々あります。気が付けば新品で買ったファストファッションが半分、残りはブランドを中心にした古着で構成されているようになっています。

最近、職場で一緒に働いていた方が退職することになり、私自身の仕事の流れが一変することになりました。その状況になって増えたのが水仕事。普段会社では作業着を着て、その下は夏ならTシャツ1枚で済みます。一方で、冬場は作業着の下は長袖のシャツを着ていたのですが、シャツは袖のボタンをはずして腕まくりをしないといけない状態になり、腕まくりした袖が垂れ下がるという、結構間抜けなことになってしまいます。
意外に長袖のポロシャツは袖にボタンがなく、そのまま腕まくりができる、ということに気が付き、我が家にあった2枚の長袖ポロがフル回転するに至りました。当然、もう少し枚数が欲しい、ということになったので、ファストファッションの店に行ってみたのですが、昨年は売られていた店にもなく、あるのはかなり価格の高い一部のブランドのお店のみ、という状態でした。

だったらフリマサイトを見ればあるかも、と思い、いくつか回ってみると、こちらは購入して着用していない、あるいは着用回数が少ないものに複数の出品があったので、何枚か購入しました。「1回だけ着用」とか書いてあることがどこまで本当かわかりませんが、届いた品物の状態は悪くありませんので、着回しのローテーションに入れていきます。
ところが購入したうちの2枚は、正直そのままローテーションに入れられない「事情」が出てきてしまいました。それが今日のタイトルの「古着の臭い」の問題です。1枚は香水、もう1枚は柔軟剤の臭いがついています。香水は自宅で洗濯機を回して干すを2回繰り返したところ、かなり臭いが落ちたのでローテーション入りしたのですが、もう1枚は柔軟剤(おそらくダウニー)の臭いで、何度洗濯をしても落ちません。出品された方は、親切心で自宅で洗ってくださっているんだと思うのですが、正直私はダウニーの臭いは好きではありません。むしろ臭すぎて嫌いです。
3回繰り返して、さすがにダメだ、ということになり、クリーニング店へと持ち込んで相談。「落とせるかどうかわかりませんがお預かりします」と預かってもらえました。2日後の仕上がりとのことでお店に取りに行き、自宅で臭いをかいでみると、見事にダウニーの臭いが落とされていました。購入して10日以上経過して、やっとローテーションへ投入することができました。

実は古着の店で購入したものについては、こうした臭いの問題を感じたことはあまりありません。何らかの形で脱臭・消臭をして店舗に並べる手間がかけられているんだと思います。もちろん全く臭いが消せているわけではないのですが、臭くて服が着られない(着ても臭いが気になる)という経験をしたことがなく、今回初めてこのような事態になった、というわけです。もっとも、オークションで買ったカメラバッグがたばこ臭かった経験はあるので、やはり臭いの問題、というのは中古品にはついて回るのかもしれません。

ちなみに、ボトムスは私の中で古着率が高く、「ほとんど新品に近い」あるいは「新品がどういう経緯か古着として流通しちゃうケース」を探して、ブランドのついたジーンズやチノを購入して着用しています。
この手の商品、前者は買って着ようと思ったけど結局着なかったからリサイクルショップやフリマサイトに出品、というケース、後者は業者さんと思しき方がやはり同じような場所に出品、というケースになるかと思います。もちろん問題がない訳ではなく、こちらで問題になるのは丈のお直しの費用。安く買っても結局1000円近いお直し費用が発生するので、ここのコストを安くしようとするには、自分にぴったりの丈に詰められたボトムスを探すしかないようです。

昆虫大好き

息子も3歳を過ぎ、最初の頃の「本当に大丈夫かな?」と思っていたところはどこへやら、今や熱を出して保育園の欠席もほとんどなく、体格も身長はギリギリ平均値の下限あたり、体重は平均値の上限あたりにある、「ちょっと横に大きい」子供に成長してきました。

その息子が最近興味があるのが昆虫で、保育園で公園に行くと、結構昆虫観察をしているとのこと。幸い近くに伊丹市昆虫館という、これまた昆虫大好きな息子に最適な施設があるので、ここへたまに連れて行くようにしています。

企画展でやっていた「虫のうんこ」が殊の外お気に入りだったようで、虫のうんこの話を保育園で先生にしたりしていて、連絡帳に「昆虫のうんこの話をされました」みたいなことが書かれていることもしばしば。自宅の庭のダンゴムシだけでなく、昆虫館で飼育されているカブトムシや、水生昆虫のゲンゴロウやタガメなんかも知っていて、きちんと知識として吸収しているようでした。

尤も、昆虫は好きでも「そっと触る」ということができない息子、先日もニガウリから出てきた青虫を喜々として触っていたのですが、その後見てみると見事に潰れて昇天してしまった様子。このあたりの力加減がきちんとできるようになると、家の中に生きた昆虫を持ち込むことになりそうだな、とすら思います。

さて、その息子のお供で昆虫観察に付き合わされる親父の方はと言うと、元々スライドのデジタルデュープ用に買って持っていたタムロンのレンズを使って、昆虫のマクロ撮影なんぞを試してみてしまい、親子で昆虫観察(息子は観察、親父はマクロ撮影)をしているという不思議な光景となったのでした。